「感情価値」として何か分かりやすい事例はありますか?(自立型問題解決法)

「感情価値って分かりにくいんですけど、何か分かりやすい事例はありますか?」

この間朝、NHK のニュースで見たんですけども、西武園ゆうえんちがリニューアルオープンしました。

その時に昭和のレトロの街並みを再現されていて、今若い人に大人気だそうです。

昭和の時代だから、いろいろ物を買うにしても、何か見るにしても、声をかけてくれたりとかっていうふれあいがあってすごく楽しいそうです。その時、その若者たちは昭和の時代を「ゆったりした時代」「あったかい時代」と思っている模様です。

アナウンサーの高瀬さんもそうだったんですけど、「ゆったりした時代ですか?」って言って驚いていました。

「ゆったりした時代」とか「あったかい時代」とかっていうのが感情価値。

今の若い人達って生まれた時から高品質、高機能なものが、もう自分の周りに最初からある訳だから、そこにはもう心は動かない。だから、「人によって気持ちが動く所っは違う」ということを理解しないと、いけないんじゃないかなって思います。

「昭和のオジサンが考える価値と若い人たちの感情価値は違う・・・。昭和のオジサンが考えた商品、売れなくないですか?」

やっぱり人が何か物を買う時っていうのは必ず感情が動くわけなんですよね。「これ欲しい」っていう感情が動くわけだから、何か刺激することがなければ、今の時代、売れないと思います。

「感情価値の感度を高くするために、何かいい方法はありますか?」

私を含めて昭和に人たちっていうのは、「こうじゃなきゃいけない」とか、「こうに決まってる」みたいな固定観念があるので、まずはそこを外してみること。なんかいろいろな視点からよくものを見る、感じてみることが大事だと思います。

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