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副支店長が朝礼で毎回言っていたことを今後の業務改善に活かす

営業と事務は両輪だ!

銀行の支店にいる時、事務担当の副支店長が朝礼で何度も強調していました。

銀行の場合、事務処理のマニュアルがこと細かに決まっています。特に面倒だったのが、定期預金の伝票でした。

・期間
・自動継続かどうか
・利息は元金に加えるのか、支払うのか
・普通預金と一体化する総合口座か

といった項目を、きちんとチェックしていないと伝票を突き返されたことも。

今にして思うと、副支店長は我々営業担当者に、「ちゃんとした伝票を回せ」ということを言いたかったのだと当時は捉えていました。

さて、貴社では「営業部門」と、経理、財務、人事、総務といった「管理部門」の連携は上手くいっているでしょうか。

「お金を稼いでいるのは俺たちだ」という意識が強くて、やたらと営業部門が強い会社。

せっかく売上が上がっても、バックオフィスの体制が整っていないため、会社の数字を把握するのにやたらと時間がかかる会社。

営業が収益に直結しない数字ばかり追いかけている会社。etc.

資金繰りがうまく回っていない時、「営業と管理の連携がスムーズでなく、両者の関係がアンバランス」な会社が多いように感じます。

売上を上げるには、まさに営業と事務は両輪として回っていく必要があります。しかしながら、そこに一体感がないために、無駄な労力を社内向けの仕事で使い、本来向き合うべきお客様との時間が減っていることもあります。

このあたり、普段どのようなことに時間を使っているかを1ヵ月間測定してみると、業務改善すべきポイントが見えてきます。

銀行員時代は副支店長の挨拶を「毎回毎回うるさいなぁ」と思っていましたが、やはり、大事なことは何回でも言わないとダメですね。

関連する専門コラムは「社内における時間配分を変えることで売上が上がる」

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会社で社内向けに使っている時間と労力をお客様に向けることで、売上は確実に上がる

です。

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岩井徹朗@座組み作りの専門家
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