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部活動の運営から、組織運営を考える。

商工会開催の働き方改革セミナーにて

個を元気に、組織を活性化するキャリアコンサルティング
〜セルフ・キャリアドック入門〜

と題して講演させていただきました。

ざっくりお話しすると、労働力が多様化する昨今では今までのように昇給、賞与、昇格という外発的動機だけでは個人のモチベーションは上がらないので、一人一人を見て、キャリアデザインも企業の中で行えるようにしましょう、というものです。

部活におけるマネジメント

私は会社でチームマネジメントをしたことはありませんが、大学時代体育会ソフトテニス部で主将を務めさせて頂き、本当にありがたい経験をさせてもらったなと感じています。
大学のソフトテニス部は私が入部する直前に1部から2部に降格してしまっていましたが、今まで1部でやってきたという名門。
先輩たちも高校時代のインターハイや選抜で上位入賞する方がずらり。
みんなが「勝って一部に戻る。そして全国でも結果を残す」というモチベーションで練習していました。
なので、後輩たちが入ってきてもその思いは受け継がれるものがあり、一人一人個性はありましたが、そこまでの多様性は無かったように今思います。
それでもチームをまとめるのは簡単ではありませんでしたが、一人一人が気持ちよく、楽しくテニスができるように、チーム勝つために何ができるかを考え取り組んでいました。

大学よりも多様性な高校時代

高校時代もキャプテンやりたかったんですが、色々と未熟で任せてもらえず、プレーに集中するようにとのこともあり副をやってました。

高校の部活は進学校ということもあり、みんながみんな全国大会に行きたいという人ばかりではありませんでした。
受験勉強に、バイトに、高校生だって色々あります。
今思うと10年先を行くような感覚の持ち主ばかりで、今も自分のやりたいことを楽しんでやっていて、今私が大切にしたい「生きる力」みんな持ってるんだなと感動します。本当尊敬する先輩や後輩、同期がいるので励みになります。
当時の私は一人一人色々あるよな〜と、自分はインターハイ目指して頑張ろうとコートに通っていました。

かくいう私も3年次の国体予選と高校の体育祭が重なり、スランプを抱えていたこと、高校の体育祭は本当に大好きで特別な行事だったことから指定強化選手であったにも関わらず国体予選に出場しないという選択をとり、顧問の先生にこっぴどく怒られました。泣きながら体育教官室を後にしたことを今でも鮮明に覚えています。
しかし、私のその決断を両親は理解してくれて、後押ししてくれました。
家族の支えが本当に心強かったです。
ちなみに、高校の顧問の先生は数年後に飲んだ時に、

「あのことがあって、こっちも学んだよ。高校生って部活ばかりじゃないもんな。なので、後輩たちには国体予選と青陵祭どっちに出たいか確認するようになった。国体出れる子がやっぱり青陵祭出るって言ってたよ。」

というようなことを言ってくれました。
私はずっと期待に応えられなかった自分が心苦しかったんですが、なんか嬉しかったです。

高校の部活のメンバーはソフトテニスが嫌いな訳ではありません。みんな好きで頑張ります。
今でいう、ワークライフバランスの中で最大限の効果を発揮するようなパワーで練習に取組み、大会に望みます。
きっと先生たちも環境を理解していて、押し付けることなく、楽しさを重視してくれたからのような気がします。
強豪校のような練習量の多いチームにはかないませんが、ものすごく団結力のあるいいチームでした。

男子部にいたってはジャイアントキリング、あともう少しで団体インターハイ出場が掴めそうな県大会2位という成績残してました。



大学、高校と全く違う環境を経験できたことありがたいです。
そんな経験を活かして、組織でのキャリアコンサルティングを考えています。

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