社会と繋がる学び【数学】
高校生の頃、授業で学ぶ内容が社会とどのように繋がるのか分かりませんでした。
想像力が欠けていたんだと思います。そして自分の無関心。
大人になってみてやっと繋がりが見えてきました。
そんな中でも、数学の授業が社会とどのように繋がるのかは全然分からず。
それはきっと私が苦手だったことも多いに影響していると思うし、記号として問題を解いてきたことが原因のような気がしています。
前日そんな私にドンピシャの本を本屋さんで見つけました。
今月号のニュートンです。
「面白くて役に立つ!中高の数学」
社会の中のどんなところに中高で習う数学が使われているのか非常に分かりやすく解説してくれています。
等差数列、等比数列が定期預金の利息を計算できるなんて定期を扱う仕事をしていましたが知りませんでした!!!
(高校の数学の先生に感動して話すと、「えっ・・・・。」という顔をされました・・・・)
銀行員をしていた頃はお客さんから、利息の計算方法について聞かれたらどうしようかな、と怖がりながら接客をしていました。
実際計算方法について質問する方は一人もおらず、機械に入力すればすぐに数字を出してくれていたので困ることはありませんでしたが、求め方、仕組みを理解していたらもっと自信を持って売れていたかもしれない、と思いを馳せてみました。
他にもニュートンでは指数関数の説明でコロナの感染者を例に説明してくれています。
お話ししていた数学の先生が「ちょうど授業でこれ扱いましたよ!」と授業のスライドを見せてくれました。
「接触を8割減らすようにと言われているのはちゃんと数字で出てくるんです。」というお話を聞いて、ものすごく感動。
高校生の頃この授業受けたかったー!!
受験のための勉強じゃなく、世の中の、生きていくために数学がものすごく使われていることを改めて理解し感動。
でもやっぱり苦手なのか、読んでいてなかなか理解ができずもどかしいのですが、面白い!!!と感じれることに成長を感じます。
あと、最近受講している講座の中で自分の行動を数字で振り返ることがあるのですが、数字に対しての意識が低いこともものすごく感じています。
STEAM教育と言われてますが、mathematicsが入っている意味が分かりました。
子どもたちも楽しみながら数字に強くなって欲しいなと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?