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説得なんてしなくていい。あなたが楽しんでいればよいのだ

高等学校新カリキュラムの目玉と言えば、総合的な探究の時間。
私が、キャリア支援員(正式名は違う)学校に常駐することになり、学校から頂いた仕事は、「探究部員」
いわゆる、探究のカリキュラム作成、実行。

正直、この仕事をもらったとき、
「本当にいいの? 私がやって」でした。

だって、探究という面白い授業だよ??
という感覚でしたが、どうやら先生方との感覚とは違うらしい。

どんな学校でもこの探究の時間についての課題は、「教員の理解」といわれるように、【厄介ごと】として扱われている。

わが校も同じで、なーんか理解されていない、『迷惑なもの』という雰囲気があった1年。

しかし!やっぱり探究活動に興味ある先生は多い!

それを確信したのは、こっそり聞いた分掌希望調査の結果。
探究部希望がなんと8人もいたらしい!!(希望というか、「やってもいいよ」にチェックがあった方の人数。
これ、職員の人数の一割を超えている!

ほらね! そうでしょ!
みんな表に出さないけど、やりたい人・関わりたい人いっぱいいると思ってたのです。

これは本当にうれしい。

希望の星だ。

最初の1年は、みんな恐る恐るなんだよね。

こんなに分掌希望があったってことは、
この1年、やってもいいかなって思えるような活動ができたってことかな?って思うのです。

だから、また1年思いっきり楽しもう。
楽しんで、笑って、周りがうらやましがるくらい。

「総合的な探究の時間」への理解がされない。
スタートはそんなもんだ

人は強制されるもの、変化には抵抗するものだ。
説得しよう、変えてやろうなんて思わず、相手が「私も加わりたい! !」と思わせるほどに楽しむのが一番。

そして、先生たちにとっては生徒の変化が一番の喜び。
私たちはそこに集中すればいいのだ。


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