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家族・親族を丁寧にもてなす 会場選び 3つのポイント

少人数だからこそ特別感を意識しよう

コロナ下で結婚式を挙げる場合、どうしてもゲスト数を減らすことになりがちですが、20名前後の少人数ウェディングだからこそ、1人1人にきめ細かくおもてなしできるという考え方もできます。

「少人数ウェディング」と検索すると、おトクなパッケージプランなども多く現れますが、せっかく、家族や親戚、親友などごく親しい人だけを招待するなら、「おトク」や「手軽」よりも、丁寧におもてなししてみませんか?

ここでは、限られた大切なゲストだからこそ、特別感のあるおもてなしをしたいという方におススメの、会場選びのポイントを3つ、ご紹介します。

POINT  1  非日常ムードを高める美しい景色

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少人数ウェディングだからこそ、こだわりたい要素の1つが会場から望む景色。久しぶりに集まる親族もいたり、両家の家族が一堂に会する機会も滅多にありません。せっかくなら、海や庭園を一望できたり、高層階からの眺めを楽しめるロケーションを選んで、非日常感を味わってもらいましょう。

ホテルなどの大規模式場で少人数ウェディングを行う場合、パーテーションで区切るなど、急ごしらえで会場が用意されることも少なくありません。四方を味気ない壁に囲まれた空間よりも、素敵な景色が見える方が、ゲストの皆さんが開放的な気分になれて、会話も弾むのではないでしょうか。

■ 新宿の高層階から見渡す「THE 東京」 -ラヴィクレール-

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東京オペラシティの最上階、54階に位置し、東京を一望できる景色が最大の魅力です。東京タワーとスカイツリー、東京を代表する2大ランドマークに加え、晴れた日は富士山まで見渡せます。

料理は、50年以上続く中国料理の老舗、東天紅の味。ふかひれスープやエビのチリソースなど中華を代表するメニューに加え、フォワグラやトリュフ、ステーキなどフレンチでお馴染みの食材も使った、創作中国料理が特徴です。他のパーティーの参加者が鉢合わせすることのない動線が確保されていて、貸し切り感もあります。

■ みなとみらいを一望する客船ターミナル -サブゼロ-

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横浜を代表するデートスポット「大さん橋」の先端に位置するレストラン。みなとみらいを一望する景色に加え、国際客船のターミナルなので、大型客船が行き交う様子も非日常感を演出してくれます。

会場は最大90名収容できる広々とした空間。少人数ウェディングの場合、半面は挙式会場としてセッティングして、残り半面を会食会場とするレイアウトも可能です。

料理は創作イタリアン。季節の旬の食材を使ったシーズンメニューの他、シェフと相談しながら作るオーダーメイドコースにも対応できます。

レストランとしても営業しており、普段は横浜のロマンチックな夜景をバックに、プロポーズや記念日の食事などでも多く利用されています。結婚式も夕方から始まる「ナイトウェディング」を選んでも素敵です。

POINT  2 丸一日貸切って二部制に

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日中は家族や親戚と、夕方からは親しい友人と。会場を丸1日貸し切りできれば、そんな贅沢な過ごし方が叶います。招待するゲストを、日中30名、夕方30名などと分けることで、密を避けて招待予定だったゲスト全員に感謝を伝えることができるだけでなく、80名規模のパーティーよりも打ち解けて過ごしていただけるのも大きなメリット。

家族・親戚と友人では、コミュニティが異なり、新郎新婦の結婚に対する感情も違います。二部制にすることで、招待するゲストに合わせてパーティースタイルを変えることもでき、それぞれにとって居心地の良い空間を作りやすくなります。ゲストを入れ替える際の「隙間時間」は、じっくり楽しめる撮影タイムにもなったり、楽しめるポイントが盛りだくさんです。

■ 生演奏も楽しめる二部制パーティー -CROSS TOKYO(クロストーキョー)-

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鮮やかなブルーグリーンで統一されたインタリアが印象的なレストラン。
夜になるとランタンのような照明が、映画の名シーンを思わせるロマンチックなムードを演出します。

丸1日貸切って二部制パーティを行うことも可能。自然光が明るい昼間とロマンチックな夜、異なる表情を見せる会場で撮影も楽しめるのが二部制パーティーの魅力です。

最大収容人数は着席で約70名。少人数ウェディングの場合は、空間に余裕が生まれるので、バンドセットを組んで生演奏を楽しんだり、ソファや装飾を工夫してフォトブースを設けることもできます。

コース料理はシェフと相談しながら作り上げるオーダーメイドが中心。2人やゲストにとって思い出深いメニューや食材、大切な人とのエピソードなどを踏まえて、オリジナルのコース料理を提供しています。

POINT  3 舌の肥えた親族も認める料理

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家族や親族のみ、20名前後のパーティーは、「イベント」が少なめになりがちなので、自ずと食事中心となります。「イベント」とは、上司のスピーチや友人の余興、オープニングムービーやエンドロールなどの映像演出、お色直しなど。80名のパーティーだとこうしたイベントが盛りだくさんですが、20名前後のパーティーだと、あっても1~2つ、1つもないというケースも珍しくありません。そのため、80名以上のパーティーよりも食事のクオリティが重要な鍵を握るのです。

少人数ウェディングは、親戚など舌の肥えた年配ゲストも多くなりがちなので、心から楽しんでいただけるようなクオリティを意識しましょう。

■ 最低保証料の範囲でA5ランクの和牛も選べる? -シェリュイ-

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築70年ほど、緑に囲まれた趣のある一軒家を貸し切りにできるレストラン。貸し切りにかかる「最低保証料」は45万円。20名前後のパーティーであれば、単純計算で1人2万円前後の料理・飲み物でおもてなしできます。人気のグレードアップは、たとえばシャンパン飲み放題、お肉料理をA5ランクの和牛に、魚料理をアワビなどの高級食材で、といった具合。ゲスト数によっては、こうしたグレードアップも最低保証料金の範囲で叶ったりします。

撮影スポットも豊富。夏にはブドウが生る「ブドウ棚」のテラスも撮影スポットの1つ。結婚式では挙式会場やデザートブッフェのスペースとして提供しており、祭壇の向こうに広がる、春のハナミズキ、秋の紅葉を「借景」として撮影を楽しめます。

■ 1皿ごとにゲスト卓を回って会話を楽しむ -ブノワ東京-

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パリで100年以上にわたり、今も愛され続ける老舗の味とエスプリが楽しめる、フレンチレストラン。

少人数ウェディングの場合、前菜・魚料理・肉料理などのサービスごとに、新郎新婦がゲスト卓を回って食事と会話を楽しむというのも人気のスタイルです。

貸し切りに必要な「最低保証料」は70万円。20名前後の場合は、1人あたり3万円以上の料理・飲み物を用意できるので、フォワグラやオマール海老などの高級食材でグレードアップしたり、シェフと相談の上コース料理のアレンジに対応してもらえたりします。過去には、農業を営む新郎実家の玉ねぎをメインディッシュの付け合わせに取り入れたこともあったそうです。

店内はヨーロッパの邸宅をイメージしたデザイン。インテリアもアンティーク調で統一され、華やかで優雅な空間が広がっています。