人生を「よくしなければ」というプレッシャー
経済の計画というのは、右肩上がりにずーっとアップしていく前提で作らないといけないらしい。
しかし現実の社会はそんなペースで発展しない。
個人の生活もそうだと思う。
もし個人の「人生のよさ」「生活のよさ」をグラフにしたなら、それはジグザグするだろう。
そこで大切なのは、その「よさ」をどんな基準で測るか、ということだ。
なぜなら、そこをよく考えないと、ほんとうはそこそこ幸せなのに不幸と思ってしまうかもしれないし、誰にでも当てはまることを、自分だけの運命だと思ってしまうからだ。
ただ集団にとって必要なだけのものを、自分にとって必要なものと勘違いするかもしれないし、自分にとってどうでもいいと思っていることが、実はすごく大切なことなのかもしれない。
ようは他人の求めるものと自分の欲しいものがごっちゃになっているということだ。
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