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海外ノマド 「年商1億円稼ぐ」⁉️と言った日本からの知り合い-お金と幸せについて考える

海外ノマド生活。現在はフランスでベトナムの仕事をオンラインでしている。でもオンラインの仕事をしたかったわけではないので、今後について色々考えているところだ。

そんな私の趣味はカフェ巡り。冒頭写真にあるカフェに行って、美味しいカフェラテをゆっくり飲む。やっぱりここのカフェは美味しい。美味しいコーヒー豆を売っているお店のカフェは最強だ。このお店にも美味しいケーキがあるけど、私はやっぱり美味しい最強エクレアと合わせたいと思っている。

美味しいもの➕美味しいものそれだけで、最強、最高な幸せだ。私は自分が幸せだなっと思うことは、美味しいものを食べれば「幸せだな」と思えることだ。高級なアフタヌーンティーで幸せを感じる人もいれば、いつも行ける日常のカフェでお茶をしながら、そこのオーナーさんの計らいで、美味しいエクレアのお店のエクレア持参OK。そんなちょっとした心遣いに癒されている。

幸せは自分で決めるもので、それは決してお金で買えるものじゃないときもある。


みなさんはいくら欲しいですか?

人生は不平等だし、不公平だ。生まれた環境で最初から決まってしまっている運命もある。それでも努力をすれば自分の人生を切り開いていくこともできる。私はそう信じている。

けれど、お金があるに越したことないし、環境が人の人生を大きく作用するとは思う。どんなに頑張っても、最初のスタートラインが違えば、いくら頑張っても目標にたどり着くのに少し時間がかかることもある。

私も進学するのに金銭的な問題や家庭問題で大学院での学業が修了できるまでにかなり時間がかかってしまった。「時は金成」とも言うが、お金がなければ努力して、時間をかければ必ず夢を実現できると私は信じている。そして、お金では努力は買えないと思うし、お金では買えないもの、お金以上のプライスレスなものが世の中には多くあると思っている。

年収300万円?
年収500万円?
1000万円?
1億円?

国税庁が公表している「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、1年を通じて勤務した給与所得者の全体における平均給与は
⚫︎443万円
⚫︎男性が545万円
⚫︎女性は302万円

この給与所得者の中で年収1,000万円超1,500万円以下の人は全体の3.5%

男女別で見ると

⚫︎男性全体の5.4%
⚫︎女性全体の0.8%

1億円稼ぐ人は全体の0.03%、23250人と言う情報を見た。

先日、日本からフランスに旅行で来た知り合いの女性が
「私はこれから月商1000万円にする」と言っていた。ということは年商1億以上にすると言いうことだ。年収と年商は異なるが、それでも大きな額だ。そう言う野望を持っている人もいるんだなと思った。

もちろん、野望は大きい方が良い。そしてそういう野望を持っていなければ、素敵な未来が見えないかもしれない。大きな夢や希望を持つことは大事なことだ。

自分ができること…言語力と行動力だけで足りるのか?

私はその知り合いの彼女のために

●シャンブルドットと言われる可愛い宿を紹介したり、
●ワイナリー訪問で普段は見られないカーブを見学(私はいつも見学させて頂いているんだけど)したり
●車でワイナリー街道の村行ったり
●ユーロをあまり持っていないと言われて急遽ユーロを貸したり
●あまり知られていないミシュラン星付きレストランご案内したり
●最後宿がカードで払えないからと、私が後から立替て払うという話に勝手にされていたりして…

そして、フランス語で良く分からないというアプリの修正などをいくつかお願いされたり、宿の到着時間などの確認など、多少の細かいお願いがあったり、街で会って、観光とショッピングのサポートなどもしていた。

こうして、普段私が、依頼があるとこっそりしているワイナリーツアーに似た3日間を過ごした。これは私が普段たまに依頼があった時にするワイナリーツアーやアテンドということは、こういうことはお金さえ払えばできることでもある。
この彼女の滞在時、一緒にいる間ご飯を奢ってもらっていたのだけど

知り合いだからもちろん私にとってそれは仕事ではなかったので金銭のやり取りはない。

ただそう言う「知り合い」によっていつも起こることは
全て自分でアレンジしたかのように、私と言う存在は隠されて

「暮らすように旅をする」
「素敵な海外暮らし」

をSNSで配信することだ。

誰でもできることなのか?

私は偶にコーデイネーターとか通訳で、その延長で色々お問合せに対応することがある。そして、言葉ができてその国に住んでいれば何でもできると勘違いされるときもあるし、言葉ができるから簡単でしょうと気軽に「お願い」されて、使われることもある。

そして、逆に、ある程度言葉ができて行動力があるから自分は何でもできる、と思っている人もいる。

でも私にとって、言葉ができて行動力があることと

言葉ができて行動力があって現地のことを精通している

ことは少し違うと思う時もある。
情報ってちゃんと利益化に繋げないと
(コーデイネイーターとか、アドバイザーとかコンサルタントとか)情報摂取が簡単に起こるのだ。

目に見える能力と見えない能力

挙句SNSで「(ガイドの)資格もないくせに」なんて言われることもあった。だから私は自分の持つ見えない能力や経験を利益化しない(公に仕事にしない。依頼があれば請ける)

私はお金持ちでもないし、ちゃんと色んな情報や経験、知識を利益化することもしていない。

目標1000万円とか1億円とか、私はそういう目標はなく、自分のしたいことをして生きていきたいと思っている。そしてお金よりも大事なものがたくさんある、と信じている。

本当に大切なものは目に見えない。私は自分の持っている能力を知っているし、それは言語力や行動力だけではないことも知っている。けれどそれは形や数値で見える能力ではないので、なかなか周囲に理解されるのは難しい。

そして、アルザスの素敵な個人ワイナリーさんたちは言う

「今自分が問題なく生活できて、どうしてこれ以上利益を増やす必要があるんだい?」

利益を上げようとしたら1人で管理できない大きさの畑になったり、本当に美味しくて自分の好きなワインが生産できなくなることもある。だから、自分ができる範囲で、自分の生活をしていく、自然に任せた自然派ワインなどは本当に生き方も自然に任せているような気がするのだ。

できることをしていけば良い。そんな想いが伝わってくる。

もちろん、ワイナリーさんによっては利益重視のワイナリーもある。

考え方は人それぞれ
幸せも人それぞれ

したいことをするにはお金が無いよりある方が良い。でもお金で買えない幸せもたくさんある。

今回の彼女の旅を見て改めて色々学べることができた。
私が彼女に伝えた情報や行けない所に行けることはプライスレスな部分がある。知り合いなので、金銭は発生していないが、本来仕事なら通訳アテンドの料金が発生する。

お金で解決できること、お金で買える幸せや、特別な体験も確かにあるけれど、私はやっぱりそれをちゃんと期間をかけてでも自分でする楽しさもあると思っている。

病気になってお金があれば良い病院に行けたりもする。
でも、健康そのものはお金では買えない。

お高いホテルのアフタヌーンティーなどが流行っていると聞いたことがあるが、地元の美味しいカフェに美味しいケーキがあればそれで良い。

私みたいな現地の人に、お金を出して案内してもらえれば、現地の良い場所に調べなくても行けることもある。

でも、時間をかけて、自分で調べて自分でしたからこそ得る充実さや、そこで得られる経験はお金では買えない。

今ではGOOGLEなどでたくさんの情報を得られることもある。そして、そういう時は多言語ができることで得られる情報も多いので、それは有難いと思う。

でもGOOGLEの情報も不確かなことが多いので、やっぱり私は自分の足で耳で目で情報を探して自分で交渉する。そして、美味しいお店なんかも、自分で調べたり、行ってみて、初めて分かることがたくさんある。

こういう美味しいものを探すのも一瞬の能力だと思っている。そして私はなぜか交渉力というのがある(気がする)それはどこかで学んだ記憶がないので、どこかでいつの間にか習得したのか、元々持っている能力なのか、これはお金では買えないものだと思っている。

コーデイネート系の仕事をしている時などはかなりありえない無茶ぶりな依頼があったけれど、どんな依頼でも実現してきた。

彼女の話を聞いて、今回の彼女の旅ももしかしたら彼女が1人だけだったなら、しなかったこと、できなかっとことが数多くあるかもしれない…なんて思ったりした。それでも彼女のSNSには私が隠れていた。

情報の摂取…誰かの手柄は自分の手柄

実は以前同じようなことをパリに住む日本の方にされたことがあった。「アルザスに行くからワイナリー訪問のアレンジをお願いしたい」と言われて、私はその時丁度アルザスにいなくて、いくつか良いワイナリーを紹介して、アポを取ったのだ。

知り合いレベルのその方に、快く無償でそういうアレンジをしたのにも関わらず、やはり彼女たちのSNSではさも自分たちだけで全て行ったかのように、私という存在が消されていた。けれどその時の悔しさが今の私のアルザスワイン情報や交流関係へと繋がった。

今回は…
もう怒ったりイライラしたりはしない。「あらま、」と言う感じだ。
でも、やっぱり今私の持つ目標や野望への熱が上がった気がする

努力は必ず報われると信じて夢を叶える

私は一生懸命夢を叶えるために進んでいきたい

お金があれば、そして環境が良くて色々力のある知り合いが多いと、できることも多いと思う。でも、それだけじゃなく、努力でなんとかできることもあると信じている。

そんな私は、いつかフランス、アルザスにもっと貢献できるように、アルザス関係の本を書きたいと思っている。

●12歳で来たアルザスでの生活のこと、それからの生活のこと
●アルザスワインのこと

海外生活って…実はそんなキラキラしていないし、大変なことも、苦労も多い。そしてこの世の中はいつもマウンテイングみたいな、人の知識や経験の摂取とか、世渡り上手い人、力のある人が力を持ち続けられるような、そう言うことばかり起こって、色んな意味で力のある人が世の中を上手く生きているのだ。

でも私はやっぱりなんでも努力して一生懸命頑張る人が報われる世の中になって欲しいと、願っている。だからそれを証明するためにも、私は自分のやりたいことを貫いて、努力して、前に進んでいきたいと思っている。

私の得てきた経験はもちろんお金が全くなければできないこともあったけれど、お金だけではなく、時間と努力で夢を叶えて行くことができると、そう思っていたい。

そして努力して苦労して夢が叶えば、そんな幸せなことはないと思うのだ。

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