フローリングの色、明るい色と暗い色どっちがいいの?【賃貸・収益物件編】
前回は、持ち家編と題して、マイホームのフローリングの色選びについてお届けしました。
今回は、賃貸住宅のフローリングの色選びについて、考えてみたいと思います。
収益物件のオーナー様の参考になれば幸いです。
賃貸住宅のフローリングの色も、流行とともに変わってきました。
建築関係者や不動産屋さんは、フローリングの色を見ただけで物件の築年数がなんとなくわかると思います。
白いフローリングの賃貸は、築年数浅め。
太幅のフローリングも築年数浅めの目安。
こげ茶のフローリングは、築15年前後。
細幅の中間色は、さらに築年数が経った物件が多い。
などなど。
私の印象ですが、2000年台後半に流行っていたこげ茶のフローリング。
その後、2010年頃から流行った白いフローリング。
2010年代後半から現在の流行は、マイホームは中間色にシフト。
賃貸では、依然 白いフローリングが流行中というイメージです。
今、収益物件のフローリング色を選ぶなら、やはり明るい色~中間色が良いと思います。
実際のカラーでいうと、ホワイトオークやメープルからパイン、バーチ、オークくらいの明るさまで。
明るい色は膨張色でお部屋が広く見えるので、ワンルームや1Kなど20㎡前後のお部屋ならなおさら明るい色がおすすめです。
50㎡前後のファミリータイプなら、家具の合わせやすさが幅広いバーチ・オークなどの中間色がおすすめです。
キズや汚れなど経年劣化も白いフローリングより目立ちにくいです。
ウォールナットやチェリーなどのダークカラーのフローリングは高級感がありますが、収縮色でお部屋が狭く見えてしまうデメリットもあります。
70㎡以上のお部屋なら、採用を考えてもいいかもというラインだと思います。
次回は、賃貸・収益物件でフローリングよりおすすめの床材についてお届けします。
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