amazarashiと廻廻奇譚
廻廻奇譚が好きだ。
2020年冬クールのアニメ『呪術廻戦』のオープニング曲である。JUMPの漫画のアニメ化だ。JUMP漫画といえば、『鬼滅の刃』の映画が凄いことになっているが、『鬼滅の刃』は連載終了しているが、『呪術廻戦』は現在も連載中である。
『呪術廻戦』はEDもいい。
なんだか昔の”uno”(資生堂の男性化粧品)のCMのような感じを受けるのは年齢のせいだろうか?でも、もしかしたら”ジェレイド”だったかもしれない。
廻廻奇譚のWikiを読むと、
かねてより『呪術廻戦』の読者であったEveはオープニング主題歌に起用されたことについて「感慨深い」と述べたと同時に
「 己に真っすぐな虎杖の生き様と葛藤には、考えさせられる瞬間が沢山ありました。エネルギーのあるこの作品にどのような形で寄り添えるのか、そういうことを考えながら音楽を作りました。」
コメントした。
とあり、アニメのために書き下ろされた作品だとわかる。そのためか歌詞も音楽もとても作品をあっており、すごく良い。しかし、書き下ろされたといって、作品と書き下ろされた楽曲がぴったりしているかというとそうでもない気がする。もちろん、私の主観であるが。
上記にも書いたが、ドラマ『アンナチュラル』と『Lemon』のシンクロ率はものすごい。
奇譚モノのアニメと主題歌と関係といえば、amazarashiだと思う。私が初めてamazarashiを知ったのはこの曲だった。
『東京喰種トーキョーグール√A』のEDだった。登場人物が流れていくようなアニメーションととても合致していた記憶がある。しかし、この季節は次々死んでいくは書き下ろしではなく、既存曲から選ばれてたと知って驚いた。こんなに作品と合致しているのに!と。
そんなことで記憶に残ったamazarashiは、その年(2015)にもう1曲がアニメの主題歌となった。スピードと摩擦である。
”乱歩奇譚 Game of Laplace”のOPである。江戸川乱歩、没後50年記念作品ということで、まさに奇譚アニメの主題歌である。
ここで奇譚がつながった。
ちなみに”乱歩奇譚 Game of Laplace”のEDは、酸欠少女さユりのミカヅキで持ち味の静かな狂気をいかんなく発揮している。
狂気といえば、『東京喰種トーキョーグール』のアニメ第一期の主題歌、TK fron 凛として時雨のunravelは『東京喰種トーキョーグール』の狂気をうまく表していたと思う。
amazarashiはいつかライブに行ってみたいと思うけど、そのライブにくる人たちはどんな人だろうか?って思うとちょっと怖いから、やっぱり行かないかもしれない。