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ごはんがおいしい日は
ごはんがおいしい日は、きっと良い日です。
朝、昼、夕の3食、人によっては1食や2食だったり、反対にもっと多かったりすると思います。
ただの栄養補給と捉える向きもありますけれど、せっかく毎日のことなのですからしっかり味わって、喜びを感じていきたいなとは常々考えているところです。
けれど体調によっては少し難しいかもしれません。
風邪で食欲がないとか、気分が落ち込んで何も喉を通らないとか、あるいは想像もつかないような深刻な要因があるとか。
そんなときは多分、欲しているものがそもそも違うのかなと思います。
十分な休養だったり、処方されたお薬だったり、人のぬくもりだったり。
そう考えると食欲があること、実際に食べられることは、実はすごいことなのかも。
そうして食べた上でおいしい、幸せだと感じられたとしたら、それはもはや奇跡と言っても過言ではない気がします。
とりわけ僕個人としては、調味料を多く使った濃い味付けの料理よりも、素朴なおかずや白いごはん、何も塗っていない食パンを食べたときにおいしい! と感じられると特に嬉しくなります。
何といいますか、自分の感覚が研ぎ澄まされている気がしますし、小さな喜びに反応できている心の状態が好ましいのかなと思います。
全く同じものを食べていたとしても、おいしいと感じるときもあれば、何も感じないときもやっぱりありますから。
何も感じないときの虚しさといったら、それはそれは相当なもので。
だからこそ、おいしいと感じられることは体と心が健康な証拠で、きっと喜ばしいことなのです。
体と心が健康なら、何事にも前向きに捉えられますし、自分にも他人にも優しくできますしね。
そうやって自分と他人に優しくできれば、巡りめぐってさらに良いことが起こりそうな予感さえしてきます。
たとえご馳走ではなくても、いつも変わり映えしないおうちごはんでも、おいしいことはそれ自体が嬉しいことですし、そんな風にごはんがおいしいと感じられる日もやっぱり良い日に違いないと、そう思うのです。
ありがとうございました。🍚
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