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2023年を振り返って

皆さん、お久しぶりです。この服アリ?ナシ?がサクッと聞けるアプリ『coordimate(コーディメイト)』Founderの飯野です。

早いもので、あと数時間で2023年が終わります。noteを書くのもちょうど1年ぶり。自分の振り返り用でしか使わないのか、と怒られそうですが、この1年間coordimateがどのような成長を遂げたのか、私自身も整理するためにつらつらと書いていこうと思います。ここでは話せないことも多いので抽象的になる部分があることをご容赦ください。


自己紹介

飯野 健太郎(coordimate Founder)
大手通信会社に新卒で入社後、法人営業に7年間従事。その後M&AやPMI、出資先の経営管理を担当。現在は教育事業の中核子会社に出向し、教養コンテンツの企画・制作・運用の責任者を務めたあと、経営企画室にて中期戦略策定など経営陣とともに経営に従事。その一方で2022年7月にcoordimateを立ち上げた。小学1年生から大学までサッカーを続け、4回生の時には大学日本一!(勿論試合には出ていない)。趣味は読書と息子のサッカー観戦。弱点はジェットコースターと茶碗蒸しとレーズン。

coordimateとは

コーディネート写真をUPするだけで、mate(一般女性のファッションアドバイザー)から、あなたのファッションに対して「アリ」「ナシ」のリアクションやアドバイスをもらえるアプリです。(現在はiOSのみ対応)。累計2万件以上DLされ、相談・コメント件数も累計で数万件規模になっています。立ち上げた背景は以前noteにまとめましたのでそちらをご覧ください。

2023年の振り返り

結論、「試行錯誤」の1年だったなと思います。特に試行錯誤したこと3つを書いていきます。

①事業化後「初」の目標未達

過去1年以上事業運営をしてきて、初めてKPI未達の四半期が来てしまいました。今までは限られたリソースを有効に使うため、四半期で設定するKPIを一つに絞り切り、全員でそこをめざすスタイルで事業運営をしてきました。(勿論他のKPIも見るのですが、最重要なKPIを一つ決めそこに焦点をあてる)ただ、この1年で2つのKPIを追いかける時期を作ってみました。「二兎を追う者は一兎をも得ず」とはその通りで両方のKPIを未達にしてしまいました。もっというと二兎を追ったのであれば二兎を得る覚悟をもってメンバーとも意識合わせをしていかないといけなかったのですが、「いけるだろう」くらいの中途半端な気持ちで臨んでしまった結果が如実に表れたなと感じています。KPIを達成することが全てではないですし、目標を達成できないこともあるとは思いますが、達成に向けてがむしゃらにやらないと見えない課題や得られない情報があることを事業立ち上げ後学んできたため、この中途半端に進めたことで、本当はもっと早く気づけた課題や、違う角度から考えられたことなどがあったかもしれないことに強く反省の気持ちを持っています。そういう意味でいくと試行錯誤すること自体を中途半端にしてしまいました。

②生成AIへの対応方針

今年は生成AIが世の中に出現し、そして一気に広がった1年だったと思います。多分に漏れず私たちもこれを逃す手はないと、ユーザーの課題解決の手段として生成AI活用に向けて検討を進めました。ただ、継続的に行っているユーザーインタビューや日々の利用データから出てくる課題やニーズに対応する解決策を考えた際に、生成AIを使わずとももっと良い方法で解決できる手段がある。結果的にはUIの変更などで課題解決に向けた対応ができていますが、もう少しフェーズが進めば、必ず生成AIの力が必要になると思っているので、ここは継続的に技術検証を進めながら課題解決手段として生成AIが120%力を発揮するタイミングに投入できる準備を試行錯誤していきます。

③マネタイズ

マネタイズへの試行錯誤に一番リソースを割いたと思います。実際にPoCも実施し、一部回りそうな気配も感じましたが、ユーザー体験とマネタイズの双方が有機的に回る仕組みではないとビジネスとして成立しません。試行錯誤する中でマネタイズに寄りすぎたため、自分たちがやりたかったことを毀損してしまうような思考に陥ったこともありましたし、逆に「この時期には今使ってくれている、これから使ってくれるユーザーが使いやすくなることから着手をしよう」と考えてしまい、仕組みとしてうまく回るか不完全なままユーザー体験向上側にリソースを割いてしまうこともありました。ここではまだお話できませんが、マネタイズに向け徐々に光がさしてきています。生みの苦しみしかないですが、試行錯誤をしながら、半歩でも前に進め続けたことが今の光に繋がっていると思っています。ここは本当にチームメンバーや関わってくださった関係者の皆さまに感謝しかありません。

その他

試行錯誤しながら、社内外で講演を行ったり、いくつか連携のお話をいただいたりと露出を増やす機会があれば積極的に出てみるようにした1年でもありました。特に3月には「ええじゃないか!!」という東京MXの番組に出演させていただいたときにはアンタッチャブルの柴田さんに実際にcoodimateを使っていただき、素直に嬉しかったです。また6月と11月には関西大学で講演やワークショップもさせていただきました。

極めつけは、12月27日に発売されたananにて「2024年に流行るモノ&コト大予測!」の4番目にcoordimateが取り上げられました!これは本当に、本当にうれしかったです!!

2023年12月27日発売のanan
4番目にcoordimateが!!

2024年

2024年は「剛毅果断(ごうきかだん)」な1年にします。剛毅果断とは自分の意志を強く持ち、物事を思い切って行うことを表す四文字熟語です(ドヤ顔で使っていますが、最近知りました(笑))特に「思い切って行う」ことは2024年で大事な部分になると思っています。
4月に改めてnoteを更新する際には、もっといろいろと具体的に書けるようになっていると思います。その時を楽しみに、引き続きcoordimateを宜しくお願いします。


改めまして、2023年も大変お世話になりました。
2024年もcoordimateを宜しくお願いいたします。
それでは、良いお年を!

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