起業したい人がプログラミングを学ぶべき理由
最近起業したい人って増えてるんですかね。
起業するって希望に満ち溢れている一方で、
考えなくてはならないこともたくさんありますよね。
僭越ながら先に起業している身として参考になれば。
今回のテーマは3つ。
1.プロトタイプは自分で作って初期費用をかけない
私も今まで起業準備中の方などにシステムを作ってくれないかと依頼されたことがあります。
起業する方は潤沢にお金を持っている人はまず稀有なので、必要最低限の費用を頂くわけです。
でもやはりシステムの程度にもよりますが、数十万~数百万程度の費用がかかるのは避けられないのではないでしょうか。
作ってくれる友達がいれば別の話ですが。
そうなると、最初の時点で資金調達しなければなりません。
エクイティ または デットファイナンスってやつです。
(自分の貯金 or エンジェル投資家 or 銀行からの借金 or 日本政策金融公庫など)
ちょっと待ってください!
これからいくらでもピボットするかもしれない、事業も上手くいかないかもしれないのにそこでリスクを背負うのはちょっと辛くないですか。
プロトタイプは簡単なものであれば自分で作りましょう。
初期のアイデアでの段階でプロトタイプを作る場合、そんな大がかりなものを作る必要はありません。
また、そのために必要なプログラミングの知識を習得するのにめちゃめちゃ大変ということは決してないのです。
プロトタイプを自分で作るとなるとリスクはないです。
自分の時間を使って開発すればいいわけです。融通も利きます。
なので起業する方は是非プログラミングを勉強してください。
2.外部に委託する時も知識や経験が役に立つ
ではプロトタイプを自分で作って、会社を設立したとします。
仮にその事業が軌道にのったとしましょう。
次にそのプロトタイプをバージョンアップさせるべく、本格的に資金調達し外部のシステム会社に委託したとします。
ここでまた問題が生じます。
外部のシステム会社に依頼する際に、細かい仕様を伝えなければなりません。
いわゆる「システム仕様書」みたいなものです。
でも、システムの仕様を資料やテキストに起こすのってめちゃめちゃ大変です。
私も今まで複数の外部の会社とやりとりし、何度も苦い経験をしました。
細かい仕様が上手く伝わらずに時間をロスすることもしばしば。
いわゆる「認識の齟齬(そご)」ってやつです。
なので、前提としてプロトタイプは作れないと非常に苦労します。
(UIはまだしもUX部分を表現するって難しい。。。)
また、自分がシステムを作れると委託先の相手とも共通言語があるので意思疎通がしやすい。
外部とのコミュニケーションが非常にスムーズになります。
3.将来エンジニアを雇うときも役に立つかも
さらに会社が成長し、エンジニアを雇うことになったとします。
求人案内に応募要項を書いて。
いくつかのいい反応がありエンジニアとの面談までこぎつけました。
あなたは面談時にそのエンジニアの履歴書を見ます。
。。。
。。。
。。。
どうやってそのエンジニアの力量を判断するんですか?
あなたにそもそもその判断できる知識や経験が多少なりとも備わってないと判断すらできないのではないでしょうか。
私もサラリーマン時代は採用する側だったんですが。これ結構大事です。
エンジニアも海千山千です。いろんな方がいます。
「エンジニア10年やってました!」と言われても履歴書の内容と実力が一致しているかを判断するのは極めて困難です。
そんな時は、
「あなたの作ったプロダクトを見せてください」と面談で言ってください。
それを見ればそのエンジニアがどういう力量か判断できます。
履歴書を見るよりも精度は相当高い。
その時にあなたにその力量を判断する知識と経験が大事になってきます。
以上3点の理由から起業する人はプログラミングを是非学んでほしいです。
最後に
女性向けのプログラミング教室を運営しております。
起業志望でもすでに起業している方もよろしければプログラミングの勉強を検討してみてください。
体験(30分程度)もやってます。お問い合わせください。
宜しくお願い致します。
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