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第3回THE NEW COOL NOTER賞~応募者マガジン

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第3回THE NEW COOL NOTER賞へ応募いただいた作品を収録しております。
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2021年6月の記事一覧

不登校と共に〜学校に行かないという選択。

クラスに一人、圧倒的なマイノリティ クラスにひとつ、ぽつんと空いた机。 中学2年の3学期。…

rira
3年前
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いじめに問題に思うこと

 みこちゃんは、ツイッターではけっこう時事問題などについても吠えているのですが、noteでは…

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「あの失敗があったから〜そもそも何が一番の失敗って」

そもそも、この世に生まれたことが一番の失敗だ。 あの世があることを信じている私のあの世の…

7万円の思い出

昨日、大切な物とお別れをした。 お付き合いは3年だけど思い出はそれ以上ある。 ご好意で車屋…

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大きな大きな翼 高く自由に飛ぶ

子供が中学校を卒業して、県外の高校に進学が決まっていた。 3月の初めに、カーテンや、洗面…

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踏み切りが開いたら【短編小説】

遮断機の音が聞こえ始めて、赤木はちっと舌打ちをした。 「急いでるときに、あの踏切に引っ掛…

心の真ん中に大木がある

心の真ん中には、一本、木が生えている 栄養は、様々で、たくさんの経験や、たくさんゆり動いた感情 両親の機嫌が最優先の幼少時から、細く小さくなっていた心の自分の軸となる木が、実は大木の様に太く大きく、どっしりとなる準備を着々としていた事に今更気付いた 右へ左へ、揺さぶられ、葉が落ちたり、枝が折れたり ヒビが入ったり、幹さえも折れたり それでも、根は大地にしっかり張る 傷付けば、傷付くほど、揺さぶられれば、揺さぶられるほど 根は大地にしっかりと強く張り巡らされ 栄

『恋たねを生む水無月』ひらがな46文字のアナグラム詩その26

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なおみ
3年前
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どろどろした気持ちを抱くわたしを、いつか、わたしは愛おしく思えるだろうか

いつもと違う話を書いてしまった。 投稿するかどうかもとても迷ったけれど、書いたということ…

望月みや
3年前
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【おじいちゃんの最終日】

今から7年前のこと。 携帯電話には母からの数回の着信履歴と 留守番電話の表示。 身内からの…

鈴原音乃
3年前
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シロップ/ショートショート

「缶詰の蓋、元に戻せる人?」 突然話しかけられたことに驚いたせいか、 それともその声が今…

※オリジナル小説 転生界の世界で普通に過ごしてみた 

 私は,今知らない世界にいる。知らない世界の正体は,転生界らしい。転生界ってこと、聞いた…

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夏のこと

空を染めるエンジン音  地鳴りと遊ぶ砂埃  恐怖に怖気て膝踊り  しまいにゃカチカチ歯も歌…

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人生が、マンガのコマのように過ぎてゆけばいいのに。

久助は、通学に使っている如意線の車窓は、マンガのコマだって思うことがある。 思うことがあるっていうのは、違うかもしれない。思おうとしているのか、日常のややっこしいことをフィクションのように眺めてしまうことにして、こころの平静を保とうとしている。うっかり死なないために。 走っている時は、そのコマが横長に伸びている感じで、流れていく。 停車駅で止まると、開いたドアのコマは突然途切れて、座席の後ろの窓のコマに人々が描かれる。 人のいないコマは殆どなくって、どこかしらに人々が