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最近眠れていますか?【私の経験編】

“眠れない“のは本当にツラい問題です。
私自身も何年かに一度、突発的に寝つきの悪さに悩む事があります。これまで過去の投稿では、”眠れない”に対して自律神経のバランス、食事の内容について触れてきました。それは私が日頃から気を付けている点なのですが、今回は私の実体験を元に、より効果的な“眠れない“の解消方法をご紹介したいと思います。

【カフェイン】
数年前、1週間程全く眠れなくなった時がありました。その期間は、考えても仕方ないようなことに不安になったり、考え事が止まらず、結局朝まで眠れませんでした。それによって日中は頭もボーっとして、夜になるのが怖くなりました。足ツボをやっても改善されず、仕方なく受診しようとした矢先、眠れない原因の一つはカフェインなのではないかと思い当りました。
私はコーヒーが大好きで、外出の楽しみの一つでカフェでコーヒーを買う習慣がついていました。私の住むオーストラリアのカフェと言えば、イタリア移民のコーヒー文化が根付き、エスプレッソをベースに、カプチーノやラテなどのメニューが主流です。そんなカフェで飲むコーヒーは、いつでも私を特別な気分にしてくれました。そのコーヒーをやめるなんて断腸の想いではありましたが、眠れないツラさから解放されるなら・・・と、試しにカフェインを含む全ての飲み物の摂取をやめてみました。

その結果、私の睡眠は劇的に改善されました。それまでは、夜になって一度寝ても、子どもの状態が気になって自然に何度か目が覚めていたのですが、それも全くなくなるほど朝までグッスリ眠れるようになったのです。それ以来、私の生活からカフェインがなくなりました。

【日光】
先日、たまたま血液検査を受けました。ちょうど寝つきが悪い事も重なった時期でした。どの項目も正常でしたが、ビタミンDだけが正常値よりもやや低く、先生からビタミンDのサプリメントの摂取と、日中はできるだけ日光を浴びるように勧められました。

血液検査の結果から納得したのですが、実は私が寝つきの悪さに悩まされるのは、秋から冬にかけて起こることが多いのです。南半球のオーストラリアでも、秋から徐々に日の長さが短くなります。気温も下がり、肌の露出が減るので、どうしても日光に当たることが少なくなってしまいます。ビタミンDは骨を形成するイメージが強いですが、実は睡眠に必要なホルモン、眠りの質にとても大きな影響を及ぼします。

そこで、質の良い睡眠を目指すために、1日最低1時間は外に出て家の庭の掃除や散歩を意識しました。美肌の大敵である紫外線の事を考えると多少不安になりますが、紫外線は肝臓の機能を助けたり、免疫機能にも良い影響を与えるので、ビタミンDの効果以外にも適度に日光には当たった方が良いのです。

もし、今後“眠れない”という問題に直面した時は、カフェインを摂らず、天気の良い日は外に出て、最低1時間は太陽の光を浴びてみましょう。夜になったら自然と心地よい眠りを感じ、朝まで眠るかもしれませんよ。

毎週月曜日更新。次回は7月15日です。★



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