遅刻をしまくった挙句居酒屋で吐いて退職した超大型ルーキー

私の会社に超大型ルーキーが入社しました。（そして約1年後退職しました・・・）

彼は事務志望で私の勤めている会社に入社し、最初のうちはまだまともだったのですが、だんだん様子がおかしくなり、まず使用期間中に一回遅刻をしました。
その時私は「ん？」と彼の様子のおかしい片鱗に気づいたのですが、そこまで重要視していませんでした。

彼はその後遅刻をし続けて、割合にすると1カ月の間に最低1回以上は遅刻をするという不名誉な記録を更新し、「遅刻の王様」というあだ名を冠しました。
中でも私が度肝を抜かれたのは遅刻したことに関して社長に1時間ぐらいさんざん怒られたにも関わらず、次の日にも遅刻をしたという遅刻の連撃をかましたことです。
私はこの遅刻連撃に「この男正気かよ！常人の精神状態じゃねぇ・・・」と思いました。
彼が遅刻をした原因なのですが、睡眠障害を患っていたとか、夜遅くまでゲームをやっていたなどの噂がありましたが真相は定かではありません。
それ以外にも彼は絶対に遅れてはいけない日に先輩社員から「絶対に遅れたらあかんで」とさんざんいい聞かされていたにも関わらず平然と1時間以上も遅刻をしてみんなを唖然とさせました。

それ以外にも経理の伝票を照らし合わせている時、期日が迫っており時間がないにもかかわらず、私に数字が合わない旨を伝えてきたときにすごい眠そうな顔をしてお菓子をムシャムシャ食べました。
私はこの時思わず彼の異常な行動を笑ってしまうと同時に彼を注意しました。
私に注意をされたにもかかわらず、彼は悪びれる様子もなくその次の日もそのまた次の日も永遠とお菓子を食べて仕事をしていました。

しばらくしたのちに、会社の近所の居酒屋で弊社の売り上げの低迷を伝える食事会があったのですが、彼はそこでも先輩から「いい話じゃない暗い話やからな」とさんざんいい聞かされていたにも関わらず飲み放題でしたが、図々しくもバカほど酒を飲みまくり（ちなみにこの時の食事会は専務のおごりです。）
泥酔しきった挙句、店のトイレの目の前で大の字で倒れているところを発見されて、強引に起こされましたがその後店の前でゲロを吐きまくり醜態をさらしました。

私はこの事件があって「彼はもう無理だ・・・」と心の中で思いました。
遅刻だけならいざ知らず、酒を飲みまくり能動的に自分からトラブルを起こすなど救いようがないと思い、私も人のことは言えませんが彼は少しでも自制心を身に着けた方がよいと強く感じました。

この事件がきっかけになったかわかりませんが、彼はその後仕事を続ける自身がなくなったといって退職をしていきました。彼が会社入社していたのは約一年でしたが私にとっては衝撃的な出来事でした。

ここまで読んで皆さんは彼を救いようのないバカと思ったでしょうが、彼は私と違い偏差値70を超える高校を卒業した超エリートだったんですよ。（私の高校偏差値は下記の記事参照）
なので職場のみんなが彼の活躍を期待して入社させたにも関わらずこのようなことになったので、さらに落胆がひどくなったんだと思います。