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シェアハウス生活、はじめました。

コロナウイルスによる緊急事態宣下ですが、以前より決まっていたシェアハウスでの生活をはじめました。この時期の引越は迷いましたが、退去日が決まっていたことと、「シェアメイトは家族扱いだから引越はいつでも大丈夫」とあたたかく迎えてもらえたことにより決行しました。

学生の頃半年間だけ寮に住んでいたので、集団での共同生活はこれが13年ぶり(!)2度目。

3LDKの部屋で3人家族(夫婦と3歳児)・男性1人・私、のそれぞれで個室を使いながらルームシェアするようなスタイルです。

人数も多くなく、LDKと水回りが共用、自分の部屋を隔てるのはふすま1枚なので、様々あるシェアハウスの中でもコミュニケーションがかなりしっかりとれる部類なのではないかと思います。



ここのシェアハウスについてほかのシェアメイトもnoteを書いているのでご紹介。

現住人のひとり、まきおさんのnote


同じシェアハウスで、去年の初夏頃まで住人だったみさちゃんのnote


シェアハウスに住むことにした理由

自分を変化させたいと思ったからです。変えたい気質とシェアハウスでの生活がマッチしていると思ったので、お話をもらった時に心ではすぐに決めてしまっていました。ワクワク感があったのも大きいです。

具体的には、こんな風に自分を変えたいと思っています。

①自分をオープンにすること

②人に頼ることへの抵抗をなくすこと

③人の意見を聞いてみること


①自分をオープンにすること

”内省”がストレングスファインダーの5位に入っており一人で考えることが好き。一方で自己開示が苦手です。

桜林さんのこのツイートを見て、内省って、外に開かないと精神の引きこもり状態になってしまうものかもしれないなあと気づいて、ずっと心に残っていました。

一人でいるのも好きだけど、コロナ以前より生活や仕事(つまり人生のほぼほぼ)が手詰まりになっているような感覚があり、それをどうにかしたかったのが今回シェアハウスで暮らそうと考えた1番の動機です。

昔の日記を読み返してみると1年以上前と悩んでいることがほとんど変わっていないことがわかって、悪い意味でびっくりして。けど、それは一人で考えるだけで人に話していないから解決していないのかなとも思いました。

どうでもいいことをおしゃべりできる相手が少ない私にとって、自分をオープンにしやすい場はそれだけでものすごくかけがえがないです。



②人に頼ることへの抵抗をなくすこと

人に頼ること、めちゃくちゃ苦手です。

弱みを見せたら死ぬ病なのか?と自分でも思うくらい。

例えば同じ職場の人に「この仕事をやってほしい」と頼むよりも、自分が少し無理してでもやってしまった方が気持ちがラクなんです。自分の方が仕事のクオリティが高いという意味では全然なくて、人にお願いすること自体へのハードルが高い。そして「一人でできるだろう」という愚かな楽観視もある。

けど、実際に自分一人では仕事が間に合わずに同僚に迷惑をかけてしまったことがあり、この癖を改めなくてはとずっとずっと思ってました。

人に頼ったり自分の不得意なものや弱みを見せることができないゆえの生きづらさを感じていたし、「欠陥含め自分だ」と自信を持てるようになりたいので、”人に頼る場”のひとつとしてシェアハウスを選びました。



③人の意見を聞いてみること

環境が人に与える影響は果てしないので、なるべく能動的に選びとっていきたいと考えています。

誰と過ごすかというのもそのひとつで、なるべくなら一緒にいて心地いい人と過ごす時間を長く取りたい。

住むことになる以前から何度かこのシェアハウスには遊びに来たことがあり、「素敵な人たちだなあ。ここに住めたらすごくいいだろうな。」と実は考えていました。その時は別の女性が入居していたし実際に住みたいという話をしていたわけでもなかったので、空きが出ることになった際に声をかけてもらえたのは本当に運が良かったと思います。

(コロナ以前は人が集まることも多かったシェアハウスなので、きっと住んでみたいと思っていた人はほかにもいたはず。)

ある意味憧れの場所だったわけなのですが、そこに住む人たちが日々どんなことを考えて暮らしているのか単純に知りたいなと思っています。



これら3つすべてを叶えるには「この人たちは相手のことを否定せずに話を聞いてくれる」という信頼が土台にあるのが何よりも大切だし、幸運なことにここにはすでにその土台がしっかりある。

その信頼は人間関係の基本のはずなんだけど、そういう場って本当に少なくて…。このシェアハウスで過ごすことで自分もそういう場を築けるようになりたい。


すこしだけ変わった暮らしをしている者として、そして自分の考えの変遷を残すためにも、これからシェアハウスでの生活について書き綴っていきたいと思っています。

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