モザイクがかった笑顔〜梅酒と前歯とコンプレックス〜

心のモヤモヤを感じることはとても大切。

「前歯が欠けたことがある」

この経験のある方は、実は言わないだけで（特に告白する必要もないけれど）意外と多いのではないかと私は思うのです。

以前の職場では周りに私含めて3人いました。

歯が欠けたときの状況はこちら


同僚A：『友人がたまたま後ろに向けて振り上げようとした
　　　　バスケットボールが前歯を直撃した』

同僚B：『学校の廊下で鬼ごっこしていたら滑って前歯から廊下に転んだ』

私：　　『梅酒の梅を食べたら、酔っ払って塀に歯をぶつけた」

などなど・・・。

前歯が欠けるって相当ショッキングな出来事です。
ですが、子供の頃の私はそれをどう扱ったら良いのかわかりませんでした。

ただ、何となく覚えているのは

『毎日が重い』

という感覚。

それがなぜなのか、今ならわかります。

今回は歯のコンプレックスを手放すと単に見た目の改善だけではなく
心を軽くし,生活の質が変る大切な役割を果たすことをお伝えします。

口元の美活は心を軽くする！

歯の見た目のコンプレックスを手放せると笑顔が増えます。
すると、心がかるくなって日常に感じる幸福感も上がります。
笑顔でいると幸運もどんどん寄ってくる。

コレ絶対です。

キラキラ輝くあなたに皆、魅力を感じ素敵な人や出来事が
引き寄せられてくるのです。

飲んべぇ小学生

私が小学三年生のころのお話し。

近所のお友達Mちゃんのお母さんは、毎年梅酒を作ります。甘さとアルコールが凝縮した青い実を一粒粒、ふた粒もらって食べるのが子供心ながらの楽しみでした。

ある日、その同級生といつものように梅酒の梅を食べて遊びました。
その日、私はなぜか塀によじ登り始め、バランスを崩して顔面強打。（酔っ払い）

「ガツッ！」と、体の中でしか聞こえない鈍い音。そして口元の痛みに、嫌な予感を感じた私は恐る恐る舌先で前歯に触れました。

するとザラッとした感触（キョーフ・・・）

「無い・・・前歯がない・・・」

当時、永久歯にすでに生え替わっていた私の前歯の一本は斜めにかけてしまいました。

大至急、歯医者さんに行ったものの、成長期のため歯の大きさが安定しないから高校生になるまではこのままで行きましょう。と、先生。

「え・・・。このままぁぁぁ？？」

私は約8年間もの間歯が欠けた状態で過ごすことを余儀なくされたのです。

“笑ってはいけない”8年間

小学3年～中学3年と言えば学校行事で写真を撮られる機会も多い時期。
とにかく口元を開かないように笑うのが大変でした。

歯を見せない笑い方を練習していたなぁ（遠い目・・・。）
そのため、学校行事も素直に楽しめず、誰かと話すときも口元が気になり
相手にどう思われているか内心不安で心に影を落としていました。

それが毎日、8年間・・・。

そして、歯のコンプレックスを抱えた日々に終止符を打つ瞬間を迎えた
高校一年の6月。

学校帰りに歯科医院に行って歯を治す時の心の状態を今でも手に取るように覚えています。

それは、「笑顔封印」という、自分にくくりつけた鉛のような重りを手放す
瞬間。

「もう、笑っていいんだ」

モヤモヤとした日々からの開放感と安心感で心が軽くなる感覚でした。

素敵な笑顔になりたい

口元のコンプレックスは心に影響を与えます。

マスク美人も素敵だけど、マスクを取っても素敵でありたいですよね。
鏡の前であなたがあなたに見せる笑顔。

イケてる自分に出逢えたら、それだけで今日一日が素敵になるのです。

歯が人に与える印象と、自分自身の心に与える影響は大きい。

健康で白い歯
美しい歯並び
それだけで、気持ちも上向き素敵な笑顔になれる。

だから、今、審美歯科ブームが起こり
ホワイトニングや大人の歯科矯正も流行っているのでしょう。

笑顔になれない理由を、深掘りしてみる

笑顔になれずに苦しくなっていたら
なぜ、笑顔になれないのか自分と向き合って見てください。
理由が分かれば、アプローチの仕方も分かります。

例えば、今回の私のように

「歯が欠けている」と言う物理的な理由
「笑顔を封印」した心のストレス

外見と内面と両方の理由が分かると、「何となく苦しい」という
状況から抜け出ることができますよ。

なぜなら、行動が変るから。

いま、鏡に映るあなたの笑顔はどうでしょう。
にっこりとまずは自分に微笑みかけて見てください。

笑顔はあなたにとっての最大の魅力ですから。

最後まで読んで頂きありがとうございました。