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一度しか訪れないもの
~この世での時間に想いを寄せて~
生まれたりより死ぬるまでの数は易く数へらるるぞなと、ふと思ひき。
百まで生きらるとも口に数へば、さても短きほどに数へ終はらむうかと愕然とせり。
何歳ならめど、その数字は一度のみ訪る。
さる当たり前なことに今更思ひ寄せ、
一度のほかになき歳にいかが向き合はばおのれにとりて無上ならむうかと、生まるる前に定めこし世の企画書ゆかしと天にねだる
▫現代訳▫
生まれてから死ぬまでの数は簡単に数えられるよなぁと、ふと思った。
百まで生きれたとしても口で数えてみたら、なんと短い時間で数え終わるのだろうかと愕然とした。
何歳であろうが、その数字は一度しか訪れない。
そんな当たり前なことに今更思いを寄せて、一度しかない歳にどう向き合えば自分にとって最高なんだろうかと、生まれる前に決めてきた人生の企画書が見たいと天にねだる。
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