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【祝☆結婚】オードリー春日は屈折すらまっすぐ

テレビで見るだけでは飽き足らず、本まで買って愛読するくらいにはオードリーが大好きです。
なので、テレビ番組内でプロポーズという手法への可否はいったん置いて、春日の結婚には感慨深い思いがあります。

ちなみに、オードリーの企画には気づいてなかったものの、福山雅治と神木隆之介 見たさに、その日の『モニタリング』を録画していた私。うわっはっは、テレビっ子の勝利じゃ~!


オードリーの魅力は、世の多くの名コンビ然り、「アンバランスが合わさってバランスする」ところにあります。

その意味で、春日のサプライズを「ゆず」が応援するというキャスティングに超納得! なぜならゆずもまた、まったく同じ魅力をもつデュオだからです。

北川悠仁と岩沢厚治は、それぞれを単独で聴くと、声そのものも、声がもつグルーヴもかなり違います。なのに2人が一緒に歌うと、あら不思議。凹凸のピースがぴったりハマったような絶妙なハーモニーを醸し出すではないですか! どちらかが引っ張ったり支えたりではなく、2人の実力が拮抗しているのもゆずとオードリーの共通点だと思います。

春日、まさかの国民的デュオの全面協力体制にビビりながらも、
「いいですね! ゆずと春日で “ ゆかすず ” 結成」
ゆかすずー!!!!! ナイスネーミングや!

サプライズのため一生懸命ピアノを練習す姿については、ピュアな気持ちで見守る息子小3の横で、「かつて陣内孝則もこんなふうに頑張ってたよね…」と思い出さざるを得ないアラフォー夫婦でしたがw

◆ 
実は10年付き合っていたというクミさんに向かって、初めて書いた手紙を読み上げる春日。

カメラを回すこと前提なので、ぶっちゃけ、どきどきキャンプの佐藤満春(=構成作家)あたりが書いたものだったとしても不思議はない。
(この日の放送に随時出てきた佐藤とオードリーとの古くからの関係をそらで説明する私に、夫が半分感心、半分引いていたw)。

それでも、「10年も待たせてごめんね」という綺麗なフレーズだけではなく、

「結婚することで何かが変わってしまうのが怖かった」
「自分のことしか考えていなかった」という、おのれの弱さに一歩も二歩も踏み込んだ内容を、テレビカメラの前でてらいなく読み上げることができるのが男子・春日の春日たるゆえんだと、隠れファンとしては大感動でありました。
己の屈折に対してすら、まっすぐなのだ、春日という人は。

対照的に、隠れた場所でプロポーズの一部始終を見守り、姿を現すと鼻水まで垂らして号泣していた若林!
これももちろんシナリオだろうが、オマエの心はそんなわかりやすい感動だけではあるまい!!
しかし、知恵の輪なみにねじれた心のうちに「モーレツな感動」という要素があるのもきっと本当だろう。

個人的には、若林が結婚するときにこそ番組内の企画はしっかり作ってほしい😆

どちらにしろシナリオです。結婚という人生の一大イベントすら数十分の尺に編集して切り売りする、さもしい茶番かもしれません。

でもその中に、ひとかけらの真実がある。
と、ファンが思ってしまうのが、芸能の世界のすばらしさであり、罪なんでしょうか。
いったい私は何を熱く語っているのでしょうか(笑)。


写真の本、過去に書いた感想を久しぶりに読み返してみても、自分の熱量に引くわw

●『オードリーの小声トーク 六畳一間のトークライブ』
http://emitemit.hatenablog.com/entry/20110217/1297944935

●『オードリーのオールナイトニッポン一年史』
http://emitemit.hatenablog.com/entry/20110723/1311426744

●『社会人大学人見知り学部 卒業見込』若林正恭
http://emitemit.hatenablog.com/entry/2016/05/24/202424

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