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Zoomでお母さんたちのおしゃべり会「子ども生活のニューノーマル 2回め」in 福岡

入れ替わり立ち替わり、議員さんも含めて10人近く入ってくれたかな。一緒におしゃべりしてくれたみなさん、貴重な昼休みに職場から聞いてくださったみなさんも、ありがとうございました♡ 楽しかったです~😊 さっそく、今日あがった話題を記録&共有します!

●分散登校について

・学年別だと、きょうだいが別々の登校日になり、子どもが混乱したり、一人でつまんなかったり、ケアする親も大変。

・地域別の場合、住所(○○何丁目など)より通学路を優先した分け方にしてほしい。でないと、人数が少なくて心細い・防犯上の不安が出てくる地域が。

・通常30人 → 分散中は半分の15人。これぐらいの人数が、先生の目も行き届き、子どもも発言などしやすいのでは?

●給食後に下校する短縮時制について

・高学年になり留守家庭に入っていない。放課後、親が仕事から帰宅するまでの時間が長いので心配。

・不審者情報が増えている。大人がその気になって観察すれば、カギっ子はすぐにバレる。朝は親の出勤と重なるため見守りも多いが、短縮時制の下校時は見守りの目が少ない。

・学校はイレギュラーな時制や生活が続いているが、大人の仕事は通常通りに戻ってしまっていて、子ども対応がしにくい。

・放課後のケアは母親中心になりがち。子どもが早く下校すれば、母親が仕事や予定を調整したりして負担を負っている。

●マスクや距離、給食について

・夏の長時間マスクはきつい。が、子どもは案外まじめで苦しくても外さない。特に低学年。また、(悪気はなくても)マスクを外している子を糾弾する子がいたりする。

・結局、放課後は思いきり密になって遊んでいる。夏、しらみが流行するはずだわ‥‥というくらい頭をひっつけあっている(笑)。

・保護者によって、感染予防へのスタンスはさまざま。放課後に子どもを遊ばせるときも気を遣う。新しくできた友だちのご家庭のスタンスがわからなかったり。

・給食中、前を向いて黙って食べなければならないので、先生がテレビ(?プロジェクター?)でディズニー映画を流してくれているらしい。

●オンラインやICTについて

・福岡市が提供していた「つながるクラウド」でのビデオ授業。
 休校中、どれくらいの家庭で、どれくらいの頻度で見られたのか?
 見たのなら、テレビで? パソコンで? スマホで?
 理解度、満足度は? 技術や内容などクオリティでの反省点は?
 ‥‥などなど、どこかで誰かが調査しているか?

→ ※議員さんより、
「まさに今後、市に検証を求めるところ。福岡市では、つい最近、zoomを使ったオンライン授業が始まり、また、これから1人1台のタブレット配布も進められるので、「つながるクラウド」の運用も変わってくると思う」

・youtubeなどを見慣れている子どもたちの「動画を見る目」は肥えている。よほどのクオリティでなければ、子どもたちは配信動画では学べないだろう。
 民間の教育企業、サービスなどのコンテンツにも負けるのでは?

・むしろ、子どもに動画を作らせればいいのでは?
 学んだことを動画にして、発表しあうという学習。
 プログラミングより、まず動画でのプレゼン方法やITリテラシーを教えてほしい。
 (↑めちゃ名案じゃないですか?!)

●学校に求めること

・低学年なので、学習は多少遅れてもぼちぼち取り戻せると思う。まずは楽しい場であってほしい。

・自分の子ども時代を思い出しても、低学年のころは勉強しに行くという感覚はなく、先生が好き、友だちが好きだから行っていた。

・先日、生活科の時間に畑の水やりをするとき、子どもたちが虫探しに夢中になったため、先生が急遽、次のコマも生活科に変更してくれたらしい。それが子どもらしい姿だよねと思うと同時に、先生も子どもたちを思ってくれているのだなぁと感謝。

・昨年度までは、グループでの作業や話し合いも多かった。これからの時代に求められる学びだからそうなっていたはずなのに、今はグループワーク系はほぼゼロに。いつまで続くのか? それでいいのか?

・学校はコミュニケーションの場。今は仕方がないとしても、本来は、いろんな子がいて、違う学年の子とも絡んだり、時にはケンカやいざこざも経験できる場であってほしい。

・親の目だけでは気づけないことがある。担任の先生が子どもの特性を見て、「困り感を相談してみたら?」とスクールカウンセラーさんにつないでくれた。
 カウンセラーさんはこちらを否定せず、上手に受け止めてくれる。専門知識があり、具体的なアドバイスや提案も。おかげで、自分も子どもも楽になった。
 
 自分から「カウンセラーさんに相談しよう」と思ったり行動できない人にとって、先生の目や後押しは有難い。

・昨年度から子どもが行き渋り。先週も授業には行けなかったが、放課後には行くことができた。担任の先生は、消毒作業と会議の合間の貴重な30分を割いて、子ども(&母親)に会って話をしてくれた。
有難いと同時に、今の時期、30分も話せるのはうちだけじゃないかと申し訳ない気も。
 
 行き渋りがあるので、送り迎えや相談など、学校に行く機会が比較的多い。先生たちと話していると、忙しい中とても一生懸命で、親身にになってくれていると感じる。

●心配なこと

・福岡市近郊の某町で、給食がパンと牛乳だけになっているという話を聞いた。

・子どももストレスがたまっていると感じる。きょうだいげんかのレベルが今までと違う。

・子どものストレスも、より弱いほうに矛先が向けられるのでは? おとなしい子、体格の小さい子などが攻撃されそうで心配。

・ご近所に心配な家庭がある。いつにもまして巣ごもり。親も子どももどうしているか、気になっている。

・地域コミュニティの活動がなくなっていて、ご近所の1年生を子ども会で認識していなかった。

・子ども会に誘いたくても誘いにくい。学校は情報提供できない仕組み。一度断られるともう誘えないが、それでいいのか?

・プライバシーや個人情報の保護と、「周囲とつながる大切さ」とのバランス。防犯のため、防災・減災のため、虐待など家庭の問題を発見するために、つながりも必要。親は「つながりたくない」と思っても、子どもにとっては必要なつながりもある。
 
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●所感

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今日は、安田サニー・クニヒデ氏もうっすら参加。
私イノウエと長くご縁があり、ミソジニーとマンスプレイニングをちゃんと理解してくれているので、男性だけど特別出演?友情出演?って感じですw
 
そんなサニーさん

「僕が子どもの頃とも、僕の子どもが子どもだった頃とも、コミュニケーションの仕方が全然違ってるよね。でも、今もみんなコミュニケーションを欲してるんだろうなと感じる」

そう! そうなんですよね。
 
「同じ小学校に、気軽に相談し合えるママ友はいる?」
 と聞いてみましたら

「保育園が同じママ友と小学校の話もしているが、小学校に上がってから新しいママ友はほとんどいない」

「LINEの交換くらいはしているが、お茶を飲みに行くとかはない」

「今、コミュニケーションができないのがストレス」

「会って話すことで疑心暗鬼が晴れる」

「結論は出なくても、同じ時間を共有することで癒しになる」

などの声が。
 
コロナ以前から、
お母さんたちが安心して・気軽に
コミュニケーションできる場が増えたらいいな~と思っていました。

コミュニケーションすることで、いろんな価値観があることもわかるし、
考えがまとまったり、深まったりする。
 
逆に、コミュニケーションがなければ、ひとつひとつの声は孤立して、可視化されず、結果、「ないもの」にされてしまう。

お母さんたち自身も「私ひとりの考えだから」「仕方がない」
とあきらめたり、考えること自体をやめてしまう。すごくもったいない!
 
また、「まわりを手助けしたい、目を配っているというお母さんは実は多い」という声も出ました。
   
学校や自治体も、お母さんたちの声・お母さんが代弁する子どもたちの声を
積極的に吸い上げる機能をもってほしい!
  
不肖わたくしインタビュアー、みなさんの話が聴きたくてたまらない(笑)
これからもオンラインインタビュー & おしゃべり会する気まんまんで、パソコン用のカメラも買いましたよ!(って意気込むほどでもない安物だけど🤣)
 
子どものことはもちろん、他のテーマもおもしろそう。
ジェンダーとか‥‥朝ドラとか‥‥大河とか‥‥(夢はふくらむ。現実には誰もこなくても‥‥w)

※サニーさん、感想ブログも書いてくれた。



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