「光る君へ」メモ 第8回「招かれざる者」あきらめながら大人になって
今回は特に、史実(ネタバレ)を知っている人と知らない人では見方がずいぶん違う回だったかなと。以下、いちおネタバレ回避で。
道長からの熱烈な恋文を焼き捨てて、思いを断ち切った(つもりの)まひろ。人は何かをあきらめることで大人への階段をのぼっていくんだなあ、と思わせるシーンがいくつかあった。
たとえばそれは、「父上は学問を究め、学問で身を立てたいだけ」「まつりごとでの争いは父上には似合わない」と、父親を的確に理解し、いたわりある態度をとる姿。
道兼の来訪にみずから琵琶を弾き