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(2024年08月) 連載「読むためのトゥルーイズム」第五回が公刊されます

 吉川浩満さんとの共著連載の第五回が『文學界』2024年9月号(8月7日発売)に掲載されます。

 今回から「コメントを書く」に入ります。
・読んでいるなかで目・手がとまったところから出発して、読書会の場で他の参加者と共有するためのコメントを書くやり方、
・他の人のコメントから出発して・その人が立ち止まったところで付き合ってとまり、読解を進めるやり方
について、今回・次回の二回を使って解説します。
 メニューは下記のとおり:

1. 質疑応答2
2. コメントを書く1──スピードを切り替えて読む
3. コメントを書く2──目・手が止まったときに起きること
4. コメントを書く3──「短距離の反省」図式の概要とコメントのフォーマット
 4-1. 短距離の反省②:文書のどこを読んでその反応が生じたのか
 4-2. 短距離の反省①:その箇所についてどんな反応が生じたのか
 4-3. 短距離の反省③:そこには何が書いてあるのか
5. コメントを書く4──コメント改善へ向けた最初の一歩
 5-1. 短距離の反省②──なぜわざわざ文章を引用するか
 5-2. 短距離の反省①──「そこで何が行われているのか」を自分の反応に対して問う
 5-3. コメントを改善するために──汎用的前置きをやめる
6. 演習
6-1. 前回の演習
6-2. 今回の演習

第五回解説動画

第五回解説動画では、連載四末尾掲載の演習の回答を作成しながら、PDFやWORDなどの使い方を紹介しています。あわせてごらんください。
解説動画用共有フォルダ(Google Drive)には連載第四回演習の回答をアップロードしてあります。


過去のエントリ

  • 連載第一回について:https://note.com/contractio/n/n65b53882cd8c

  • 連載第二回について:https://note.com/contractio/n/n0f744f100296

  • 連載第三回について:https://note.com/contractio/n/nc9739fa526d9

  • 連載第四回について:https://note.com/contractio/n/n6818576a723d


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