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”家族”って、なんだろう。

2020/8/6 ドラマ記録no.1「マルモのおきて」

現在、フジテレビで再放送中の「マルモのおきて」
リアルタイムでも見ていたドラマだったので、
あれから既に9年の時が経っていることにまず驚きました。

感想は後で書くとして、
最初は私も忘れていることが多いと思いますので、
少しだけドラマのことについてまとめていきます。


ドラマまとめ

『マルモのおきて』は、2011年4月24日から7月3日まで、フジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。阿部サダヲと芦田愛菜のダブル主演作。

阿部サダと愛菜ちゃんの主演作だったんですね。知らなかった。

阿部は本作が民放の連続ドラマ初主演、芦田は連続ドラマ初主演となった。また、芦田は第1話放送日における年齢で6歳であり、ゴールデン帯の連続ドラマ史上最年少での主演となった。子役の鈴木福の出世作でもある。
また、放送当時無名であった本田望結も出演している。
初回視聴率は最低の11.6%であり、同時期ドラマの中では殆ど注目されていなかったが回を追う毎に視聴率が上昇し、最終回視聴率はフジテレビの連続ドラマでは2年ぶりに20%を超える23.9%を記録した。
また、芦田・鈴木が役名の薫と友樹、たまにムック。の名義で担当した主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」もエンディングでの2人のダンスの振り付けとともに好評を呼んでオリコン調べでシングルが50万枚を超える大ヒットとなり、このユニットで同年12月31日放送のNHK『第62回NHK紅白歌合戦』に出場を果たした。

2人が歌う主題歌は、多分ほとんどの日本国民が踊れたんじゃないかな。
「子供から大人まで」そんな言葉がぴったりにハマる曲だった気がします。
運動音痴の私でも踊れるのは、すごく嬉しかった。笑


あらすじ

30代の独身サラリーマン・主人公が、亡くなった親友の忘れ形見である
幼い双子を引き取り、懸命に育てながらも共に生きる姿を描く。
阿部サダヲ演じる高木護は大手文具メーカーのお客様相談室に勤務する
平社員。学生時代は野球部に所属する万年補欠の捕手だった。
ある日、同窓会が催され、当時バッテリーを組んでいた投手、
笹倉と久しぶりの再会を果たす。笹倉は妻と離婚後、
双子の薫と友樹を男手ひとつで育てており、この上なく慈しんでいた。
それから間もなく、同級生から純一郎が末期がんで亡くなったと告げられ、護は激しく動揺する。笹倉は余命いくばくもない事を周囲に、
特に護に気遣わせないようにと口止めしていたのだ。
両親を失った幼い薫と友樹は、それぞれ別の親戚のもとに引き取られる事を余儀なくされる。父を亡くした上、離れ離れになることは
双子にとって辛く悲しいものであった。
親戚の元に戻る事を頑なに拒む双子の姿に護は二人を引き取る決意をする。
紆余曲折を経て始まった、三人と一匹の共同生活。
護は、自分たちは「家族」だと二人に説き、改めて自分の名前を伝えるも、薫と友樹は護のことを「マルモ」と呼ぶようになる。護は双子との間で
「おきてノート」を作り、不器用ながらも「家族」となっていく。


「おきてノート」

「家族」になるための約束事を書き留めた「おきてノート」
各回の最後に新しい「おきて」を書き加えるのがお約束となっています。

・子どもは子どもらしく!犬は犬らしく!(第2話)
・遠慮は無用(第3話)
・うがい、手洗い、かぜひかない(第4話)
・すききらい、いわないのこさない(第5話)
・好きでも嫌いでも家族(第6話)
・たんじょう日は家族みんなでお祝いすること(第7話)
・そうじはちゃんとやること!足ウラせいけつ!バイバイスリッパ!(第8話)
・ケンカしたあとは、ペコリンコビーム(第9話)
・みんなでみんなを応援しよう(第10話)
・はなればなれでも家族(最終話)

今日は、第5話の放送だったのでそれ以降の話はうろ覚えですが、
これまでドラマを見てきた中で一番印象に残ったのは、
第3話「遠慮は無用」というおきて。

愛菜ちゃん演じる、
薫はハートが刺繍されたピンクのランドセルが欲しかった。
亡くなったパパとも約束してた。
でも、マルモが買ってきたのはシンプルなピンクのランドセルでした。
嫌な顔をせず、ランドセルを背負って嬉しい顔を作りながら、
鏡の前に立ってクルクルと踊る薫。

薫と友樹の入学式の日、
もともとは行く予定でしたが、マルモは急遽仕事に行くことになりました。
友樹はイヤイヤと駄々をこねていましたが、
「薫はお姉ちゃんだから大丈夫だよな」とマルモに言われてしまいます。
笑顔を作り、大丈夫と返事をする薫。

本当は、マルモに声が届くように、
薫と友樹の2人で大きく返事をする練習をしていたんです。
本音を言うと、入学式に来てくれることを楽しみにしていたのに。

その後、全てを知ったマルモは仕事を抜けて小学校へ走り出します。
ギリギリ点呼に間に合ったマルモと、
マルモが来てくれたことに喜び、小さく手を振る薫と友樹。

そして、薫にはフェルトで作ったハートを、
友樹には同じくフェルトで作ったおにぎりを、ランドセルに貼り付けました。


「遠慮は無用」

本当の家族じゃないし、本当のパパでもない。
わがままを言ってはいけない、言うことを聞かないといけない。
そう思い込んでいた薫に、
少しずつ子供っぽい表情が見えてきた回だったんじゃないかなと思いました。


家族とは。

今の世の中、純粋な家族ってどのくらいいるんでしょうか。
血が繋がっていない家族、同性同士の家族、
何かしら事情があって一緒に過ごしている家族、
多分、家族一つ一つにそれぞれの形があって、
日々その中で生きている人たちがたくさんいるんだと思います。

このドラマの中では、
血が繋がっている親戚からは雑な扱いを受けて、
結果的に、子供2人の気持ちを汲んで引き取ったのは父親の友人で。
子供たちの周りにいるのは、血が繋がっていない他人ばかりだけど、
その中で温かい愛情を受けながら成長していく2人。

「家族」って、
血の繋がりだけでは縛れないものだと感じることが多くなりました。

このドラマも、折り返し。
なんせ9年も前の話なので、どんなクライマックスだったかなんて、
全く覚えていません。笑


明日と、来週の放送がとても楽しみです。


おりょう☺︎




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