見出し画像

日向の道を歩けば、きっと人生は輝くよ。

2021/11/11 ドラマ記録no.63「朝ドラ・カムカムエブリバディ 6話」

先日、おかえりモネが終わって、モネロスに浸っていたのですが、次の週から「カムカムエブリバディ」の放送がさっそく始まったので、こちらの作品も見始めました。

いやー、未だにモネロスは続いてますけど、カムカムエブリバディも素敵な作品になるだろうな〜、なんて始まって1週目で感じています。

戦争が始まる前の日本はこうして英語に触れていたのかな、とか、私のご先祖さまもこうして手紙のやりとりをして仲を深めていたのかな、なんて。

そういう想像を巡らせながら、朝の15分間を楽しんでいます。

私は数年前から朝ドラ信者みたいになっているので、おかえりモネのように、今後もカムカムエブリバディのnoteが多くなると思いますが、どうぞお付き合いください。笑


物語

1925(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で、女の子が生まれた。名前を安子(上白石萌音)という。あんこの甘い香りに包まれたあたたかい家庭に育った安子は、ずっと家族との幸せが続くことを願った。やがて戦争の足音が近づくなか、さまざまな試練が安子に舞い降りる。
けれど、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが、安子の未来を切り開いていく。

安子、るい、ひなたと、三世代の女性たちが紡いでいく、100年のファミリーストーリー。
安子の娘、二代目ヒロイン・るい(深津絵里)の物語は、昭和30年代の大阪から始まる。るいの娘、三代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)の物語は、昭和40年代の京都から始まる。

昭和から平成、そして令和へ。三世代ヒロインは、その時代時代の試練にぶちあたり、ときに、世間や流行から取り残されながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を、不器用ながらも、それぞれが違うあり方で、見いだしていく。

そして、3人のかたわらには、ラジオ英語講座があった。

連続テレビ小説「ちりとてちん」の藤本有紀が、ラジオ英語講座と、あんこと野球とジャズと時代劇を題材に書き下ろすオリジナルストーリー。


心に残ったセリフ

まだ1週目だけど、心に残ったセリフがあるのでここに残しておきます。

コートを掴んで、帽子を取って、心配事は玄関に置いて、日向の道へと歩き出そう。聞こえる?あの楽しげな音。あれは幸せな君の足音。日向の道を歩けば、きっと人生は輝くよ。

上白石萌音ちゃん演じる安子と、SixTONESの松村北斗さん演じる稔が手紙のやりとりを通して、話していた言葉です。

この2人の純愛っぷりが最高なんですけど、お家柄をどう乗り越えていくのか、そこはこれから見どころ沢山ということで置いておいて。笑

“日向の道を歩く”
なんて素敵な表現だ!と思いました。

日向という言葉は、私の中で結構馴染み深い言葉なんです。私の出身地である宮崎県は、日本一の日照時間を誇ることから、日本の日向(ひなた)と唄っています。宮崎県には日向市(ひゅうがし)という地名もあるので“日向”という言葉には、自然と惹かれてしまうというか、耳が無意識に反応してしまうんだと思います。

だから、この手紙の言葉は尚更心に刺さりましたね。


私の知らない過去を知れること

おかえりモネは、私が生きていた時間とリンクする作品だったのですが、カムカムエブリバディは戦前から戦後、そして現代へ繋がる物語です。

戦前や戦後のこと、私はその時代を生きたことはないので経験された方から当時のお話を聞くくらいしかできません。だから、朝ドラを通して、私の知らない過去を知れることは一つの学びでもあります。

今ほど世の中が便利じゃなかった頃、人との繋がりが根強かった頃、男女の役割やお家柄が頑なに守られていた頃、現在と比べると全く違う世界で、本当にそんな世の中だったのか疑問に思う時もありますが、それは全て日本が歩いてきた過去であって。

全てはリアルじゃないとしても、少しのリアルは反映されていると思うので、こういう時代を映す朝ドラって、日本のことを知れるきっかけになります。

きっと、というか絶対素晴らしい作品になると思うので、これからも期待して朝の15分間を楽しみます。

これだから、朝ドラはやめられません。笑


おりょう☺︎

この記事が参加している募集

テレビドラマ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?