「喜ばれる人になりなさい」のページを閉じて
2021/1/13 読書記録no.66「母からの教えに、涙しました」
今年2冊目。Kindleで読みました。
本屋さんで見かけたことがある本で、きっと多くの方に読まれている本なんだろうなぁ、と思っていたので気になっていました。
今回、この本を手に取って「喜ばれる人になりなさい」の一言に込められた母の熱い思いがとても伝わってきました。
まだ今年2冊目なのに、もはや良い本にしか出会えていない。なんて最高な幸先でしょうか。
今日は、この本についてお話ししていきます。
本について
人生で大切なことは、母から繰り返し言われた「この一言」だった──。
3坪のたこ焼き屋から、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店を作り、2020年のビジネス書年間ランキングでも日本一に輝いた著者が贈る、母から学んだ、人生で大切な「たった1つ」の教え。
学びあり、青春あり、涙あり、感動ありの成長物語。
母と子、父と子、愛情、友情、師弟、家族、仕事の真髄が凝縮された、長編ノンフィクション。
今の時代だからこそ読みたい、読むだけで自己肯定感が上がり、誰かのために何かをしたくなる、優しくて懐かしくて温かい一冊です。
印象的な言葉
成功するために大切なことは、「相手の気持ちや痛みを理解する力」を身につけるということ。
優しいとは、人に親切にすること。でももっとその前に、弱い立場にいる人の痛みを知ること。
もらった才能や勲章は、決して自分を威張らせるためにあるんじゃない。その力を使って誰かを喜ばせるためにあるもの。
「喜ばれる人になる」ことが幸せへの1番の最短距離だと思っている。そう考えた時、結局は喜ばれる人になり、結果として自分が喜べる、それが一つの幸せの形。
人は誰かを応援している人を応援したくなるということ。喜ばれるということは、つまり応援できる人になるということ。
喜ばれるとは、自分の声を聞くこと。本来の愛に包まれた自分に気づくということ。自分の人生の指揮権を自分が握るということ。自分の人生を生きるということ。
「喜ばれる人になる」と決め、自分を生き始めたときから、全てが愛に変わる。「喜ばれる人になりなさい」とは、つまり「自分の人生を生きなさい」ということなのだ。
ページを閉じて
グッとくることが沢山ありました。
相手に対して「思いやり」や「優しさ」の気持ちがいかに大切なのか、改めて知ることができました。
この本を手にする前は、どちらかというと、相手に重きを置いた本なんだろうな〜なんて思っていましたが、結局たどり着いた先は「自分」だったことに驚きました。
喜ばれるとは、自分の声を聞くこと。本来の愛に包まれた自分に気づくということ。自分の人生の指揮権を自分が握るということ。自分の人生を生きるということ。
自分の声を聞く。愛に包まれた自分に気づく。指揮権を握る。自分の人生を生きる。
喜ばれる人になる、一見相手がいることを前提にあるような言葉ですが、巡り巡ってそれは「自分」を指しているのだと思ったとき、「そっか、なるほどなぁ」と納得している自分がいました。
著者の永松さんは、この言葉をお母さんから学び、それを実践してきた。というより、小さい頃から聞いていて、この言葉は長松さんの心に深く根付いていたのだと思います。
「人は話し方が9割」まさかこの本を書いた方と、同じ人だとは思いませんでした。9割の方はまだ読んだことないので、今度手に取ってみたいと思います。
喜ばれる人になる。
私も少しずつそういう人になれたら良いなぁ。
また素敵な本に出会うことができました。
気になる方は、ぜひ。
おりょう☺︎
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