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「いつか”この日”を超える未来」

2020/8/14 歌記録no.2「Hello Song」星野源

最初に言っておきますが、
多分、きっと、おそらく、すごくすごく源さんオタクです。笑
(自他共に認める)

上には上がいるので、そんな大それたことは言えませんが、
9年間彼に魅了され続けているのは、事実。
年々パワーアップする姿を見て、どんどん好きになっています。
周りの友人には、「源さんファン」が浸透しているので、
結構、鬱陶しいと思います。
ごめんなさい、でも、好きなんです。許してください。笑

今回は、
そんな私が大好きな曲、「Hello Song」をご紹介します。


「Hello Song」について。

この曲は、2018年にリリースされたアルバム「POP VIRUS」に
収録されている曲の一つです。docomoのCMにも起用されていたので、
何処かで聞いた方も多いのではないかと思います。

「POP VIRUS」のライブでも、
ラストに歌われた、たくさんある楽曲の中でも特に印象深い曲でもあります。

音楽の知識が皆無なので、
Aメロが…、ベースやギタが…、ということはよく分かりません。
私が好きなのは、
アップテンポなのに何処かで聞いたことがあるような懐かしい曲調と、
その心地よいリズムにのせて聞こえてくる歌詞の深さです。

多分、音楽のことを知れたらもっともっと面白いんだろうけど、
私はどうしても、無意識に”言葉”に重きを置いてしまいます。
これまでの経験や思考から、そうなったのかと。

でも楽しみ方は、人それぞれでいい。
だから今回は私の視点で、歌詞に注目していきます。


歌詞

何処の誰か知らないが
出会う前の君に捧ぐ
この世未来切り開く
何でもない君に

僕たちは骸を超えてきた
少しでも先へ
時空を全て繋いだ

いつかあなたに いつかあなたに
出会う未来 Hello Hello
いつかあの日を いつかあの日を
超える未来 Hello Hello
笑顔で会いましょう

君と僕が消えた後
あの日触れた風が吹いて
その髪飾りを揺らす
あの歌が響いた

うづくまる事ばかりだけど
少しでも多く
僕らは今を作ろう

いつかあなたに いつかあなたに
出会う未来 Hello Hello
笑顔で会いましょう

いつかあなたに いつかあなたに
出会う未来 Hello Hello
いつかあの日を いつかあの日を
超える未来 Hello Hello
笑顔で会いましょう

そう、これは「何でもない君に」何でもない私たちへ届けてくれる歌なんです。

何処の誰か知らないけど
出会う前の君に
この世未来切り開く
何でもない君に

きっと、これまで”何でもない君”と呼ばれてきた人たちが
この世を切り開いてきたのだと思います。
その切り開いた未来で、いつかあの日を超える未来で、
笑顔で会いましょう、と呼びかけてくれています。

笑顔で会いましょう。

この言葉、表現一つで、源さんが隣にいてくれる感じがします。
高いステージから大勢に向かって言うのではなく、
ただ隣にいて、一緒に歩いてくれる、そんな優しい雰囲気が伝わってきます。

この曲に、私はずいぶんと元気をもらいました。


10周年記念ライブGratitude

約1ヶ月前、2020年7月12日、
星野源の10周年記念ライブGtatitudeが行われました。

前代未聞、「配信」という形で。

このライブのことについては、
また後日詳しくまとめたいと思うので今日は少なめに書きます。

今回の「Hello Song」、
この記念ライブの、バンドで演奏する最後の曲で歌ってくれました。
しかし、ちょっとアレンジを加えて。

本来の歌詞は、「いつかあの日を」
そして、今回は「いつかこの日を」

たった一文字違うだけで、
こんなにも色々な意味を持つものか、と衝撃を受けました。
この意味とはあくまで私の予想なので、
一意見として聞いて頂けると幸いです。

初めてワンマンライブを行なった渋谷クラブクアトロ、
10年後の「この日」同じ場所で、ライブをすること。

これまでのように大人数でライブができなくなった
「この日」をいつか超える未来へ。

素晴らしい未来が来ると信じたくなる「この日」に込められた言葉の重み、その表現を選んでくれた源さんのことを、さらに好きになりました。


少しでも先へ。

私にとってこの歌詞は全てが刺さるのですが、
その中でも、特に好きな箇所があります。それは…

うづくまる事ばかりだけど
少しでも多く
僕らは今を作ろう

ここで「嫌なことばかり」などと在り来たりの表現ではなく、
「うづくまる事ばかり」とした箇所。

確かに、今の世の中になって”うづくまる事”ばかり。
これからの未来が見えないくらいお先真っ暗な気がするし、
大人になって、”大人”の見たくない部分も見えてきたし、
将来への不安が日に日に増していると感じています。

でも、それでも「少しでも多く」「僕らは今を作ろう」

ここでも隣に源さんが寄り添ってくれているような、
そんな温かみを感じます。

優しさで溢れるこの曲が、本当に大好きです。


おりょう☺︎

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