第3回愛媛県建設業DXイベントを開催
はじめに
建設業界のデジタル化とオープンイノベーションを推進するコミュニティ「ConTech LAB」は、2022年7月12日、建築現場で活用できるデジタルソリューションと題しました建設DXに関するオンラインイベントを開催しました。
今回は、地域・地方の建設事業者が活用できるDXツールについてバックオフィス業務の観点からどのようなサービスがあるのか、サービス導入のコツは何か、などについて登壇者の皆様よりご紹介いただきました。
イベント概要
日時:2022年10月27日(木) 13:00開始 15:00終了
場所:オンライン(Zoomにて開催)
12:45 開場
13:00 イベント案内
13:10 開会挨拶
13:15 ご挨拶
13:25 サービス紹介
14:30 ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」
15:00 終了
<開会挨拶>
・對馬 達朗 氏
▷ConTechLAB運営メンバー、株式会社桐井製作所
<ご挨拶>
・兵頭 洋平 氏
▷株式会社愛媛銀行 お客様サービス部デジタル戦略室 調査役
<パネリスト>
・石川 斉彬 氏
▷燈株式会社 Co-Founder、AI SaaS事業部 部長
・鹿山 瞬 氏
▷株式会社INJUS 代表取締役
・小松 延顕 氏
▷株式会社Office Concierge 代表取締役
・鈴木 崇大 氏
▷加和太建設株式会社 ConTech事業部 事業統括責任者
<モデレーター>
・角田 瞳 氏
▷ConTech LAB 運営メンバー、株式会社桐井製作所
ConTechLABからのご挨拶
はじめに、イベントを主催しておりますConTechLABの運営メンバー(株式会社桐井製作所)對馬氏 より、ラボの取り組み及び桐井製作所ついてご紹介をいたしました。
愛媛銀行様よりご挨拶
続いて、本イベントを共催いただいた株式会社愛媛銀行の兵頭氏より建設DXについての取り組みのお話も含めてご挨拶いただきました。
建設DXに取り組み4社からの事業紹介
早速、イベントのメインセッションとなるサービス紹介を行いました。
こちらは各社15分でサービス内容についてご紹介いただくセッションとなっております。
参加者からの質問などは後のQ&Aセッションにて取り上げます。
登壇企業① 【燈株式会社】
セッション冒頭には、燈株式会社より石川氏に請求書処理サービス「Digital Billder(デジタルビルダー)」についてご紹介いただきました。建設業に特化したDXツールということで、業界特有の慣習や悩みにフィットした請求書処理が実現できる魅力を伝えていただきました。
登壇企業② 【株式会社INJUS】
株式会社INJUSの鹿山氏よりコミュニケーションツールのLINEを活用した職人マッチングサービスの「ケンカツ」についてご紹介いただきました。特徴は何よりもLINEという慣れ親しんだツールを活用することで手軽に導入することができる点であり、開発者でもあることで細かなカスタマイズにも対応できることが地域地方の中小事業者には魅力的であることなどご紹介いただきました。
登壇企業③ 【株式会社Office Concierge】
株式会社Office Conciergeの小松氏より、建設業におけるあらゆるオフィス業務の統合DXサービスとしての「建設BALENA」をご紹介いただきました。充実したツール内容や導入事業者数だけでなく、料金体系として中小事業者でも導入しやすく無駄な負担が少なくなるような魅力的な設計がなされている点も大きな強みの一つでした。
登壇企業④ 【加和太建設株式会社】
サービス紹介セッションの最後は、加和太建設株式会社の鈴木氏よりクラウド型の施工管理支援サービスの「IMPACT CONSTRUCTION」をご紹介いただきました。ご紹介の中では、サービスだけでなく地域のゼネコンとして地域づくりの取り組みについてもお話をいただき、自社でDXサービスを開発するだけでなくコミュニティの開発も行うなど他では聞けない内容となりました。
ソリューションQ&A「建設DX導入のコツと効果」
最後に、登壇頂いた皆様に加えて、ContechLAB運営メンバー 角田氏がモデレーターとして加わり、「建設DX導入のコツと効果」についてソリューションQ&Aを実施しました。
「地方事業者への導入数や導入事例」のお話から始まり、「具体的なサービス導入の障壁」や「顧客の声」などの質問に対してかなり詳しく各社様よりお話いただくことができました。自社サービス紹介にとどまることなく地域地方の建設事業者がDXツールを導入する際のつまづくポイントやヒントになる話題もあり、広く学び、参考になるセッションとなりました。
終了後には、個別にお問合せも頂いており、複数のプロジェクトが立ち上がり始めています。今後も建設DXを切り口に様々なテーマ、エリアでイベントを開催します。登壇やコラボレーションをご希望の方はお気軽にお問合せください。
終わりに
今後もオンラインイベントの開催を通じて、建設業界のデジタル化・オープンイノベーションに関心のある方向けのネットワーキングを実施します。近日詳細を発表しますので、ConTech LABのウェブサイトか公式SNSアカウントをご覧頂けますと幸いです。さらに、国内外の建設テック動向の調査、とりまとめや、建設関連事業者とスタートアップの協業支援、マッチングも実施していきます。
ConTech LABとは
ConTech LABは、株式会社桐井製作所が運営する建設業界のデジタル化とオープンイノベーションをサポートするプラットフォームです。「建設業界のイノベーションに関わる人々のエコシステムを創る」をミッションに掲げ、定期的なMeetupイベントの開催や業界の業務効率化、建設事業者とスタートアップの協業支援など幅広く実施します。
桐井製作所とは
1964年会社設立。建築用金属製品の製造販売会社。内装建材のメーカー、商社としての機能をもち、顧客数は全国で5,000社を超える。
建物の天井、壁など内装仕上げに使用されている鋼製下地材で国内約40%のシェアをもつ業界トップ企業。
2005年の8・16宮城地震を機に耐震天井の研究開発を本格化させ、それまで認識されていなかった天井の耐震化という概念をつくり出して設計提案などを手がける一方、地方自治体や民間デベロッパーなどの施主に対して天井の耐震化の助言を行う。
耐震天井の施工品質向上のため日本耐震天井施工協同組合の創設にも協力し、メーカー、施工業者、設計者が一体となった耐震天井の導入、普及活動に注力している。
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メール(担当:ConTech LAB 下尾)
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