ConTech LABオンラインイベント「建設機械DXの現在と未来」

建設業界のデジタル化とオープンイノベーションを推進するコミュニティ「ConTech LAB」は、2021年4月7日、第4回目のオンラインイベントを開催しました。

画像3

ConTech LABの活動一覧


建設機械におけるDXの展望をテーマに開催

210407_ConTech LAB_建機DX【SNS】

新型コロナウイルスの感染拡大により、様々な業界のDX化が進んでいます。建設業界も例外ではなく、デジタル化の急速な発展に伴い、業界構造や仕組みが変化しつつあります。
その動きは建設機械においても例外ではありません。
建設業界のデジタル化とオープンイノベーションを促進するコミュニティConTech LABの注目すべき第4回目のイベントは、建設機械に関連したデジタル化の動きを、豪華登壇者に議論して頂きました。

オンラインで50名以上が参加

今回は事前に60名強のお申込みをいただき、当日は約50名の方にご参加、視聴いただきました。
ラボ取り組み紹介の後、取組み紹介プレゼン、そしてパネルディスカッション、Q&Aセッションというイベントスケジュールで開催しました。

【タイムスケジュール】
12:45 開場
13:00 開会挨拶
13:05 ConTech LABのご紹介
13:15 取組紹介① 小野寺 昭則 氏
        一般社団法人 日本建設機械レンタル協会 副会長、i-Construction委員長
        株式会社小松製作所(コマツ)スマートコンストラクション推進本部 副本部長
        (兼)建機マーケティング本部国内販売本部 副本部長
13:25 取組紹介② 青木 隆幸 氏 SORABITO株式会社 代表取締役会長
13:35 取組紹介③ 白久 レイエス 樹 氏 ARAV株式会社 代表取締役社長
13:45 パネルディスカッション「2021年建設機械DXの現在と未来」
<パネリスト>
小野寺 昭則 氏 一般社団法人 日本建設機械レンタル協会 副会長、i-Construction委員長
       株式会社小松製作所(コマツ)スマートコンストラクション推進本部 副本部長
       (兼)建機マーケティング本部国内販売本部 副本部長
青木 隆幸 氏 SORABITO株式会社 代表取締役会長
白久 レイエス 樹 氏 ARAV株式会社 代表取締役社長
<モデレーター>
佐藤 大悟 氏 株式会社デジタルベースキャピタル アソシエイト
14:45 Q&Aセッション
15:00 終了

「ConTech LABのご紹介」 山下 幹晴

図1

まずは、ConTech LAB 事務局 / 株式会社桐井製作所 東京支店 東京第二営業所の山下 幹晴(やました ともはる)より、ラボのご紹介をいたしました。


「DXスマートコンストラクションのご紹介」小野寺 昭則氏

図2

【画像】
取組み紹介の様子

続いて、一般社団法人 日本建設機械レンタル協会 副会長株式会社小松製作所(コマツ)スマートコンストラクション推進本部 副本部長の小野寺 昭則(おのでら あきのり)氏より同協会および小松製作所の取組み紹介を頂きました。
建設業界の人手不足を受け、同社が進めてきた「スマートコンストラクション」等、建設現場におけるオペレーションの最適化について、紹介頂きました。

「SOEABITO株式会社サービスのご紹介」 青木 隆幸氏

図3

続いて、SORABITO株式会社 代表取締役会長の青木 隆幸(あおき たかゆき)氏にご登壇頂き、同社のサービスをご紹介頂きました。同社が展開している、建機レンタルDXサービス「RENTALAPP」や、中古建機専用オークションサービス「ALLSTOCKER」をそれぞれ紹介頂き、各サービスの課題とソリューションについてお話頂きました。


「ARAV株式会社取組み紹介」●● 氏

図4

続いて、ARAV株式会社 代表取締役社長の白久 レイエス 樹(しろく れいえす たつる)氏にご登壇頂き、同社のサービスを紹介頂きました。
同社の重機の遠隔操作技術により、現場の作業効率を向上させるというソリューションを、事例を交えてお話頂きました。


パネルディスカッション「建設DXの現在と未来」

図5

最後に、登壇頂いた小野寺氏、青木氏、白久氏に加え株式会社デジタルベースキャピタル アソシエイトの佐藤大悟(さとうだいご)氏がモデレーターとして加わり、「建設DXの現在と未来」についてのディスカッション、また視聴者の皆様から頂いた質問にお答えするQ&Aセッションを行いました。それぞれの立場から、建設機械DXの展望について議論頂きました。

参加者の声

・建機の後付けサービスは弊社でもサブスクでの取り組みを開始したので興味深く聞かせて頂きました。またデジタルを根付かせることの難しさも共感しました。
・建設業界のDXに取組んでいるが、非常に参考になった。
・建設機械の自動化の取り組みや建設業界のDX推進の課題についてわかりやすくディスカッションされていた
・大変興味深かったです。土木工事の場合は、やはり発注者をどこまで巻き込めるかが大きい気がしますので、是非次回は先進的な発注者もスピーカーに呼んでほしいと思いました。
・具体的な事例とパネルディスカッションで面白かったです。
・建設業界に関わる皆さんが、業界変革のために日々奮闘されている姿を拝見でき、進行中の事案について限られた時間の中で端的に分かりやすくプレゼンしてくださり、大変勉強になりました。
・建設業界について学べば学ぶほど、事業の重要性を痛感し、また悲観的ではないが危機意識と使命感をもって関われることを嬉しく思っています。このようなイベントを開催していただき、ありがとうございます。
・建設現場のDXの今がわかり大変有意義でした。

終わりに

今後もオンラインイベントの開催を通じて、建設業界のデジタル化・オープンイノベーションに関心のある方向けのネットワーキングを実施します。近日詳細を発表しますので、ConTech LABのウェブサイトか公式SNSアカウントをご覧頂けますと幸いです。さらに、国内外の建設テック動向の調査、とりまとめや、建設関連事業者とスタートアップの協業支援、マッチングも実施していきます。

ConTech LABとは

ConTech LABは、株式会社桐井製作所が運営する建設業界のデジタル化とオープンイノベーションをサポートするプラットフォームです。「建設業界のイノベーションに関わる人々のエコシステムを創る」をミッションに掲げ、定期的なMeetupイベントの開催や業界の業務効率化、建設事業者とスタートアップの協業支援など幅広く実施します。

桐井製作所とは

1964年会社設立。建築用金属製品の製造販売会社。内装建材のメーカー、商社としての機能をもち、顧客数は全国で5,000社を超える。
建物の天井、壁など内装仕上げに使用されている鋼製下地材で国内約40%のシェアをもつ業界トップ企業。
2005年の8・16宮城地震を機に耐震天井の研究開発を本格化させ、それまで認識されていなかった天井の耐震化という概念をつくり出して設計提案などを手がける一方、地方自治体や民間デベロッパーなどの施主に対して天井の耐震化の助言を行う。
耐震天井の施工品質向上のため日本耐震天井施工協同組合の創設にも協力し、メーカー、施工業者、設計者が一体となった耐震天井の導入、普及活動に注力している。

ConTech LAB WEBサイト・SNS一覧

ConTeach LAB WEBサイト
https://www.contechlab.jp/  

Facebook
https://www.facebook.com/ConTechLAB2020

Twitter
https://twitter.com/ConTechLAB2020

Instagram
https://www.instagram.com/contechlab2020

メール(担当:ConTech LAB 下尾)
info@contechlab.jp 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?