見出し画像

なぜあの人の意見が通るのか

人間にはN大欲求がある。食欲、性欲、睡眠欲、知識欲.…(中略).…風呂に入りたくない欲、自分の意見を通したい欲だ。

なぜあの人の意見は通るのか。なぜ私の意見は通らないのか。皆さんに、意見が通るために必要な9つの要素をお伝えしましょう。

まとめ

まとめ

ここでの「意見」は文章じゃなくて対面対話におけるシーンを想定しております。また9つの要素を身体的、内面的、外的の3つにグルーピングしておりますが、なんとなくオシャレな感じがしただけであり、特に意味はありません。書いている途中でいい感じに意味を持たせるかもしれません。それでは説明していきます。

身体的

声量

 声量が大きい人の意見は通りやすいです。人類黎明期では印刷や拡声器、通信がなかったため、声量の大きい人間が、集団に対して陣頭指揮する役割を担いました。人間は声の大きい人間の導きによって狩猟時代を生き延びたため、声の大きい意見を本能的に重要視します。(嘘)

返しの速さ

 意見に対して、素早く反論したり指摘をした意見は通りやすいです。素早い返しがもつ効能には様々なものがあります。
 多くの人は言葉の切り返しが早い人をこう解釈しがちです。切り返しが早い→頭の回転が早い→頭が良い。内面の「経験」でも言いますが、人は頭がいい様に見える人間の意見を、意見の内容を問わずに通してしまう傾向があります。(俺調べ)
 次に反論が早いことで、相手の意見を封じ込める効能があります。意見を聞いている時は、意見を解釈することや、それに対する反論を反射的に考えしまうため、自分が1番深めたかった意見に対する思考を中断してしまうことがあります。意見の表面を続けたかったのに、間隙を縫って意見を返されると思考が停止してしまうことがないでしょうか。こういうシーンはひろゆきとのディベート番組でよく見かけます。

流暢性

 淀みなく話された意見は通りやすいです。程よいスピード感があって、え〜やあ〜などの間をとるワードで詰まらない。この・その・あのなどの指示代名詞が繰り返されない。程よく抑揚がついていている。こういった言葉を浴びると脳が気持ちよくなって内容はともかくなんとなく正しいことを言っていた様な気になります。(俺調べ)
 流暢な言葉を聞いている脳の状態は、いい音楽を聞いている脳の状態と似ています。(勘)人間の脳はリズム感や音感のいい音声に対して本能的に快楽であったり安心を覚えてしまうため、流暢性を伴う意見を深く考えずに通してしまうという側面があると考えられています。
 また「切り返しの速さ」と同様に、流暢に喋れる人を、頭が良い人の様にみなしてしまうというバイアスも働いていると思われます。(俺調べ)

長くなってきたので、以降はその2で書くことにします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?