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【#15 ワイン体験記】常滑ワイナリーネイバーフット(愛知県)

前回の記事で小牧ワイナリーを訪れた模様をシェアしたが、同じタイミングで『常滑ワイナリーネイバーフット(愛知県常滑市)』へ訪問。
今回はその模様をシェア🖌️

<小牧ワイナリーの記事>
https://note.com/consultant_t_h/n/nc750f4ccf348


アクセス

常滑ワイナリーネイバーフット(以下、常滑ワイナリー)は中部国際空港(通称:セントレア)と同じ常滑市にあり、知多半島に位置する。
名古屋市内(栄)からは電車とバスで1時間くらいの場所。
今回はワイナリー見学ツアーを予約したので、常滑駅から送迎サービスが付いており、常滑駅でピックアップしてもらい、そのままワイナリー見学ツアーがスタート。

<今回の訪問ルート>
栄 ---(地下鉄)--- 金山 ---(名鉄)--- 常滑 ---(送迎サービス)--- 常滑ワイナリー

尚、ワイナリーに隣接する直営レストランには駐車場もあるため、車でも来ることができる。

基本情報

常滑ワイナリーの起源はアメリカ・オレゴン。
馬場さん(オーナー)がアメリカ出張の機内誌でオレゴン・ワイナリーの記事を見て、実際に訪問し、ワインを中心に人々が楽しんでいる風景を見て、そんな環境を作りたいとのことで常滑にてスタートしたワイナリー。
そんな背景もあり、醸造所と隣接しているレストランはTHE・アメリカンダイニングという感じで、一瞬アメリカのロードサイドのお店に来たのではないかと錯覚するくらいの素敵なお店。
常滑の地を選んだ理由は海が見える景色(アメリカ西海岸)に憧れがあり、常滑の風景が少し似ているとのことだったが、著書を見ると大学生・社会人と愛知県で過ごしていることも理由としてあるそうだ。

ショップ情報

ショップはレストランの一部として設置されており、小規模。
レジの横に4種類程度のワインが販売されており、グッズのような小物は厨房の横にコーナーがある。
試飲コーナーなどはないが、レストランでワインの飲み比べができるので実質の有料試飲可だ。
レストランはクレジットカード対応可能。
営業時間など詳細はホームページを参照してほしい。

自社ワイン

『NEIGHBORHOOD』が常滑市で栽培したブドウで作ったワイン。
常滑市以外(大府市や名古屋市など)のブドウを使ったワインは『delivering happines』。
ブランドの棲み分けがされている。

熟成方法はステンレスタンク・樽・甕の3種類あり、メインはステンレスタンク。
ピノ・ノワールなどを樽や甕で熟成するとのことだが、毎年状況に合わせて臨機応変に変えているとのこと。

一つ驚きだったのが甕で熟成することだ。
この甕は地元の伝統工芸品の常滑焼という焼き物であり、樽とは違い、樽香のような香りはつかないが、空気が通るのでまろやかになるとのこと。

栽培品種

品種はピノ・ノワールやシャルドネをはじめ、10種類程度を栽培している。
ここ数年は品種や耕作地を増やしているとのこと。
今後は名古屋市にワイナリーやぶどう畑を持つことも考えており、どんどん事業を拡大していく予定。

テロワール

常滑は粘土質の赤土でミネラルが豊富な土地とのこと。
気候は太平洋側なので一定程度雨があるが、そこまで困るほどではなく、海が近いがあまり潮風の影響は受けない環境。

ツアー情報

ツアーはレギュラーツアーとプレミアムツアーの2種類あり、ツアーの案内人が馬場さん(オーナー)かそうではないメンバーかの違い。(ツアーの開催時期や予約方法はホームページを参照)

今回は直接オーナーの話が聞きたいと思い、プレミアムツアーを選択。
ツアー内容はぶどう畑と醸造所の見学、ワイン4種類の飲み比べとステーキランチ。
だいたいワイン関連が1時間くらいで、ランチは時間制限など特になく、食べ終わったタイミングで常滑駅まで送ってもらえる。
(帰りの送迎はお店の状況により、送迎できないこともあると予約時に連絡あり)

飲み比べではオレンジ、ロゼ、ピノノワール、白1種(シャルドネかピノ・グリのどちらかだった気が、、)を1杯ずつワイングラスで味わうことができる。
テイスティングの感想をオーナーとシェアして、考えを確認できるところもいいところ。
飲み比べの後は、レストランでランチ。
ランチはランプかヒレステーキのどちらかを選択する形。(量はどちらを選べるか忘れた)

ランチメニュー

自分はワインを全て飲みたかったので、ツアーの飲み比べで飲んでいない赤ワインのグラスを追加オーダー。(多分、カベルネ・ソーヴェニヨンだった)


学んだこと

ワインをビジネスで成立させることの難しさを感じた体験だった。
ワインを作れるまでの3年間のキャッシュの作り方や、作ったあと売り切り、利益を出すことの大変さを直に感じることができた。
また、ある日突然風向きが変わり、ワインが飛ぶように売れることも直接話を聞かないとわからないことだった。
(最初は在庫が貯まるばかりで名古屋のワインバーに営業をしてたりしてたが、ワイン王国に特集されてから風向きが変わりどんどん売れるようになった)

まとめ

常滑ワイナリーはワイナリーの歴史を事細かく知れるワイナリーの一つだ。ホームページの情報はもちろんだが、ワイナリーツアーで馬場さん(オーナー)と話せることや馬場さん(オーナー)の著書から考え方も含めて学ぶことができる。
これからワイナリーをやってみたい方や、ワインに関するビジネスをやりたい人におすすめの場所だと思う。
(もちろんワインも美味しい)

参考情報

公式ホームページ:常滑ワイナリーネイバーフッド
著書:RAIL 人生には2本のレールが訪れる

最高な人生を!
アディオス🖕

<ワイナリー経験値>
ワイナリー訪問数 6軒
ワイナリー訪問済都道府県 2県

ワイナリー訪問済都道府県🍷




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