【#14 ワイン体験記】小牧ワイナリー（愛知県）
2月に『小牧ワイナリー（愛知県小牧市）』を訪れたのでその模様をシェア。
アクセス
小牧ワイナリーは尾張地方に位置し、名古屋市内（栄）からは電車とバスで1時間半くらいの場所。
＜今回の訪問ルート＞
栄 ---（地下鉄）--- 平安通 ---（名鉄）--- 味岡 ---（コミュニティバス） 福祉の郷 ---（徒歩）--- 小牧ワイナリー
※バスは1~2時間に1本しかないので注意
バス停を降りると目の前が小牧ワイナリー。
醸造所だけではなく、隣接するブドウ畑も目の前に広がる。
駐車場もあるので、車で来ることもできる。
基本情報
小牧ワイナリーの起源は岐阜県多治見市にある。
多治見市の修道院で栽培していたワイン用のブドウの担い手がいなくなり、体を動かすことはできるが一般の人と同じように働くことが難しい「障がい者」が働ける場として、名古屋市にある福祉法人が参画したことが始まり。
当時は多治見市だけだったが、ワインを本格的に作ろうとなり多治見と名古屋の中間地点にある小牧市にワイナリーをオープン。
ワイナリーやブドウ畑は小牧市の土地であり、借りる形で運営している。
この事情がわかったら納得だが、目の前には公園があり、市の公共施設に完全に溶け込んでいる。
※最初は空き地だったが、ワイナリーができてから公園などができたとのこと。
働いている障がい者の方は30名程度とのことで、好きな時に働ける環境で、外で手を動かす作業を楽しみに仕事されているとのこと。
【小牧ワイナリー】
サイト：https://komakiwinery.com/
営業時間：水曜日〜日曜日 10:00 ~ 16:00
場所：愛知県小牧市大字野口字大洞2325番2
ショップ情報
ショップにはワインが10種類程度置いてあり、大きく下記3種類が並んでいる。
・小牧ワイン（信長ワイン）
・日本ワイン（山形県からブドウを仕入れて、小牧ワイナリーで醸造）
・海外ワイン
また、アイスやお菓子なども販売されており、カフェを併設した施設であるが訪問した2月は改装中でワインの試飲とジューズ、ソフトクリームの販売のみ。
キャッシュレス決済にも対応している。
自社ワイン
信長ワインが小牧ワイナリーのブランドワイン。
赤・ロゼ・白の3種類が販売され、フルボトルだけではなく、ハーフボトルも置いていた。
ハーフボトルを置いている理由としては、生産量が少ないためフルボトルだけにしてしまうと年中販売することが難しいため、ハーフボトルも昔から販売しているとのこと。
ワインは毎年ゴールデンウィークに行われるブドウ祭に合わせて生産しているとのこと。
栽培品種
赤4種、白2種の合計6種類を栽培している。
小牧市と多治見市に複数箇所に畑があり、栽培しているとのこと。
テロワール
粘土質で雨が多く、ブドウ栽培にはあまり適しておらず、雨の影響で実が破裂したりするので、早めに収穫したりすることもあるとのこと。
難しい環境だからこそ毎年試行錯誤をし、良いワインを作ろうと改善をしており、年々ワインの質も上がっているとのこと。
また、小牧ワイナリーが障がい者の働く環境を提供していることもあり、「あえて人手をかけて」作っているのが特徴。
試飲コーナー
小牧ワイナリーはワインの試飲ができる。
ワインの試飲は1杯100円で楽しむことができる。
訪問した日はロゼと白の2種類を試飲することができ、2種類を試飲。
立派なワイングラスでそこそこ量があり1杯100円はかなりお値打ち。
ロゼが特に印象的で木苺の香りが強く感じられ、ロゼ・白ともに美味しかった。
（もう少し味について書きたかったが、知識が足りず、、勉強）
まとめ
小牧ワイナリーは障がい者の働く環境を提供しながら美味しいワインを作る『社会貢献×ワイン』というワイナリーコンセプトであり、新しい可能性を知ることができた。
この記事では書いていないが、ワインの値付けや障がい者の方と働く上でのポイントなど勉強になることが本当に多かった。
小牧ワイナリーさん、ありがとうございました！
＜勉強になったこと＞
・自治体から土地を借りて事業を行うことができること。
・生産量が限られており、欠品を防ぐためにハーフボトルで生産していること。
・美味しいワインを作ることに＋αで障がい者の働く場を提供して、地域貢献しているロールモデルを知れたこと。
最高な人生を！
アディオス🖕
＜ワイナリー経験値＞
ワイナリー訪問数 5軒
ワイナリー訪問済都道府県 2県
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