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居酒屋のマーケティング戦略通りに行動するおじさんたち

いつも私の記事を読んでくださり本当にありがとうございます。

年末に考え年始に共有した会社の計画、その計画と連動するように個人の行動目標の設定も行った。
仕事関連のKPIはもちろんのこと、自分のプライベートや家族との行動も目標数値にする。
私の目標のひとつを熱く年始にメンバーに語る
「皆と普段オフィスでは話せないような熱い熱い打ち合わせを月1回ずつ、1on1でしようぜ」
要するに飲み会。
カッコよく言っているだけ、おじさん2人で毎月飲みに行く、ということ。
その初回が昨日開催されました。

オフィスの裏の馴染みの居酒屋。
唐揚げが非常に美味しいお店。
このお店、会社メンバーが非常にお店の人と仲が良い。

このお店との出会いは会社設立直後。
自社の近くでランチできる所を開拓しよう、ということで見つけたこの店。
大きな唐揚げ4つと大きな鶏汁がついた唐揚げ定食は800円、非常にお値打ち!
しかし、私には多すぎるので唐揚げを1つ減らしご飯も小になるレディースセットで100円引きを注文。
貼り紙を見ると、飲み放題30分500円と書いてある。
なんと生ビールもOK。
次は夜も来てみよう、ということでメンバーとすぐに夜訪問。
2階の座敷に通される。
我々はビール党、30分あればビールを3杯はいける、30分すぎてラストオーダー4杯目を頼ませてくれる良心的なお店。
1杯500円のビール4杯で2000円のところを500円。
これはお得だ、つまみも唐揚げを頼むと15個880円という驚異的な安さとうまさ。
初訪問の際は1人あたり1500円程度の金額だった。

その後、メンバーがその店を昼夜問わず使うようになり、常連になった。
他の友人やお客様もお連れしている話を聞いていた。
私は初訪問から3か月くらい経っただろうか、その常連メンバーと一緒に再び夜その居酒屋へ。
常連なのでカウンターに通される。
30分飲み放題スタート。
女将のような方がカウンター越しにサラダ系の料理を作りながら常連メンバーと会話する。
大将は焼鳥を焼きながら常連メンバーと話をする。
飲み放題時間で4杯飲み切る。

前回と違い、今回はカウンター。
しかも仲いいじゃん弊社メンバー。
となると、この金額で帰れなくなる私たち。
結局追加でビールを1人3杯することに。

楽しかったから良いのだ。
ここまでの動線を振り返る。
お得なランチがきっかけ、そこでお得な飲み放題を発見、そして夜来店しお得感で更なるファンに、その後リピートするうちに今度は他の人に紹介する側になった。そしてそして常連になり、さらに単価を落としてくれる上客へと変わっていった。

この変遷、見事にマーケティングで思い描くペルソナ通りの動きをしていますね我々。
でも良いのだ、本当に美味しいし居心地も良いから。

昨日は我々がVIPルームを呼んでいる奥の個室に案内された。
「今日は美味しい鍋があるんだけど食べません?」
「じゃあそうします」
「ありがとうございます」
値段見ずにメニュー見ずに注文。
完全に常連である。
また、来ますね、大将!

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