夏祭りでの盆踊り「ダンシングヒーロー」からの気づき
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
一昨日、地元の夏祭りにいってまりました。
昨年も行きましたが今年は昨年よりも人が多い!改めて人が戻ってきているな、むしろ少し今まで抑制されていた反動があるなと感じるほどです。
祭りといっても何かに参加したいわけではありません。
夏祭りという雰囲気を味わい、食べたいものを食べる、これでいいのです。
「今年もりんご飴食べたい!」
娘に言われ、去年買ったと思われる地点まで人波をこじ開けながら歩く。
見つけた、りんご飴のお店だと思うが…でも「りんご飴」って書いてない。
でも絶対りんご飴のお店だ。
この英語は私でも分かる。
そう、去年までりんご飴とデカデカと書いてあったお店は
「アップルキャンディー」に変身していた。
行列の出来るりんご飴屋、たぶんアップルキャンディーとお店の名前を変えただけで外国人客が2倍くらいになっていると思う。
去年と比べて確かに外国人客が多い。
それを見越し、すぐに行動した店主にあっぱれ。
とはいえ、アップルキャンディーとカタカナなんだけど分かるのかなあ?
英語表記は無かったような…まあ良い、現に外国人のたくさん並んでいたし。
メイン会場では盆踊りが行われていた。
大きな台の上で踊る浴衣の男性1人と女性3人、そしてその下の少し高くなっている所に女性が20名くらいの浴衣を着たベテランがクルクル回りながら踊っている。
たぶん〇〇盆踊り協会の役職者が高い台、メンバーが周囲と決まっているのだろうな。
その本格派の人たちとは簡単な仕切りがしてあるものの、そのさらに外にも円が出来ている。
そう、観客が有志で踊っているのだ。
若者から親子連れ、老夫婦など様々。
祭りも終盤に差し掛かり、盆踊りのボルテージも上がってくる。
そして満を持したようにあの曲が流れる。
「ダンシングヒーロー」である。
荻野目洋子さんのダンシングヒーロー、盆踊りと言えば炭坑節かダンシングヒーローかというくらいのポジションまで上がってきたと個人的には思っている。
今までの円がさらに大きくなった気がする。
私は円の外だったが、子供たちは円の中へ入っていた。
振付を知っているわけではないが、何となく周りの人に合わせて手足を動かす。
子供達も何となく楽しそうだから円の中に入っていった。
円の外を眺める。
円の外でもその場で曲に合わせて踊っていたり、手拍子をしている人が大勢いる。
何かがもらえるわけでもなく、誰かと競争しているわけではなく、
「ただただ楽しい」、
この一点で老若男女が一つの事でまとまる、これは素晴らしいことだなと。
皆が円の中で踊らなくて良い、外で踊っても良し。歓声を遠くから聞いているのも良し。
ある介護施設の人事担当者との雑談。
「なかなか人来ないですよね、でもこの前めちゃ嬉しい電話が入ったんですよ。普通、時給がいくらで休みが〇日で‥という面接が基本じゃないですか、でもその電話は「この施設の雰囲気非常に私好きで今までインスタとかブログとか見ていました。でも、今日は見ているだけでなく一緒に働きたいと思ったので連絡させていただきました。」という内容だったです。来週面接します」
こういう雰囲気作ることが出来るのは理想かもしれないが常に追い求めていきたい。
中にいる人たちも外にいる人も一緒に踊れる施設を作りたいね。