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【介護】今の地位が安泰であると思っていないか??

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今日はいつもよりも早起き、朝早く目覚めたのは最近ウクライナ情勢が気になっているからです。ツイッターで「ウクライナ」や「ゼレンスキー」と検索をしまくっています。
日曜日、ツイッターで検索しまくっていたら、世界Twitterトレンドでは各国「ウクライナ」だったそうですが、日本は「無料ガチャ(ウマ娘)」。日本の危機意識の低さ、関心の薄さ、サイバーエージェントのマーケティングの上手さを改めて痛感しました。自分も改めて平和ボケしているな、と思いました。


さて、以前ある介護施設のマネジャー(Aさんとします)と定例の打ち合わせをしました。その施設は評価制度の改革中、マネジャーは別のマネジャー(Bさんとします)と一緒に
「試作した評価表の信頼性を調べるためにそれぞれ数名評価してみる」
、というアクションプランを1か月前の会議で社長に提案していました。

その進捗を確認しました、
「そういえばあの評価表試してみてどうでしたか?」
「実は…Bマネジャーが忙しくて手が付けられていません」
「何が忙しいのでしょうか?」
「すみません、確認してみます」


この会話で3点課題が見えてきます。
課題①Bマネジャーが宣言したアクションプランを遂行していない点
たぶんBマネジャーは「やることがいろいろありすぎてすみません」というような返答をするでしょう。とした場合、この評価表の試作はかなり優先度がBマネジャーの中では低いことがわかります。社長に宣言したものの本当に遂行すべきだという認識がないのかもしれません。


課題②Aマネジャーも宣言をしたアクションプランへのコミットメント力不足
Bマネジャーが忙しかろうが、Aマネジャーは本当にアクションプランを行おうと思うならばBマネジャーへの働きかけが足りません。Bマネジャーが行わないことを言い訳にしているだけです。


課題③定例の打ち合わせにも関わらず準備ができていない
このマネジャーとの打ち合わせは定期的に行っています、私が質問する内容はだいたい決まっており、アクションプランの進捗確認は必ず濃淡は有れど聞きます。アクションプランが出来てないならば理由が明確ならば良いです。アクションが起こっていないことよりも起こっていない理由を正しく把握できていないことが課題です。


この2名のマネジャーはスタッフ約200名を束ねていかなければならない職務です。マネジャーは経営者と職員を繋ぐ重要なハブです。そのハブの力量で経営が大きく変わります。
今までいくつかの介護施設のマネジャーに関して、降格辞令を経営者に進言することがありました。経営者は「昔から支えてくれたので…」という回答が多いです。このような経営者にははっきりと伝えています。
「昔から支えてくれたことへの感謝と現職務の評価を混同してはいけない、組織が必ず停滞する」

また、マネジャー自身も今の地位が安泰だと思っては絶対ダメです。
平和ボケしていてはダメなのです。

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