見出し画像

セピーよ、私の咳を「止めたのか」、いや「止まるタイミングであらわれた」のか

先週は咳と二人三脚の1週間だった。
先週月曜日朝起きると喉が痛む。
ニュースでも喉の痛みが流行っているという事で私も流行にのる男だなと思っていた程度だった。
喉が痛いだけ、熱がある訳でもない。

火曜日、水曜日になるにつれて徐々にのどの痛みは和らいできたものの、咳が強くなる。
熱いものを食べようとするとむせる、息を大きく吸うとむせる、というような状態。
予定していたジムには一応は行くが、ランニングはせずにウォーキング。

木曜日、金曜日はさらにさらに状況悪化。
オンラインミーティングで30分打ち合わせしただけでも声がかすれる。
この頃から家にあった市販薬を飲み始める。
ちょっと遅いが。
金曜日には予定していたジムはキャンセル。
週に2回行くと決めていたルーチンが崩れる。
体調が悪くなるとルーチンが崩れていくね、朝、起きてすぐ行う腕立て伏せ60回というのも先週の火曜日から「喉が痛いから、咳が出るから」という理由で中止していた。

金曜日の夜はある会社の経営方針発表会で15分間プレゼンテーションをしなければならなかった。
午前中から喉のセーブ、あまり話をせず、声を張らずに過ごす。
発表の直前まで「たたかうマヌカハニー」というコンビニで一番高くて効きそうなのど飴を舐める。

そして発表。私が今やっている事、これからやろうとしている事をビジョンストーリーとして語る。
なかなか感動的な仕上がりとなった。
メンバーが感想をくれた。
「のどが程よくかすれていたので涙声っぽく聞こえ、より感動的な発表になったと思います」
かすれ声も武器になることがあるんだ、やはり何事もポジティブシンキングって大事だね。

土曜日、大阪へ向かう。
咳がまだ続く。
大学の後輩の後輩の後輩くらいのひとまわり違う医師と一緒にイベントへ参加する。
後輩医師と合流し、まず薬局へ向かう。
「そういえば医者じゃんね、咳が止まらないけど何を飲めばいいの?」
「咳止めって書いてある薬を買えばいいんじゃないですか?」
「その通りだね」
という事で、全く専門的なアドバイスをもらえぬまま薬局で咳止めを購入。

「せき・たんにセピー」

私は聞いたことが無かったが可愛らしい名前だったので買ってみる。
そこから深夜まで会へ参加。
気持ち咳が止まっている。

日曜の朝、大阪のホテルで目覚める。
先週までの朝起きた喉の感じとちょっと違う。
睡眠時間は4時間くらいであったがなぜか回復している私の体調。
そして昨日、ほぼ咳が出なくなった。

セピーか、咳が出たらセピーだ。

セピーが効いたかどうかは分からないが、このなかなか止まらなかった私の咳を止めたのか、止まるタイミングであらわれたのかは分からないが私にとって咳ならばセピーと印象付けられた。
これから自分が咳が出たら必ずセピーを飲むだろう。

結局タイミングって大事なんだよね、どれだけ効果があってもはたまた効果が無くても、そのタイミングにいた人、これに人は効果を感じ運命だと信じる。
これが行き過ぎると自分の危機を救ってくれた教祖様のようなことになるが、人生そんなものかもしれない。

タイミングだよ、タイミング。

何をやるかではなく誰とやるか、いろいろ飛躍しそうなので今日のnoteはこの辺で。

セピーは偉大です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?