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「答えは自分の中にしかない」
いつも記事を読んでくださりありがとうございます。
弊社が9月決算&セミナーの宿題が偶然にも相重なり、10月からの事業戦略を考えております。
昨日は、セミナーの指導員の方とリアル面談。
このセミナー、自分の事業戦略までアドバイスをくれる、月1回のセミナーになんと現役経営者の個別コンサルがついてくる、なんてお得なんだこのセミナー。
他の予定もあり、ちょうど時間が合ったので指導員の会社へリアル訪問することができた。
初めての訪問、立派な社屋。
今年の4月に建て替えをしたらしい。
個室に入って早速開始。
実は最近、事業をどうして行こうか悩んでいる点がある。
事業が伸び悩んでいる、というわけではないが、方向と方法の部分で悩みがある。
この内容はもう少ししたら書きますので今回は我が社の事業戦略の具体的な内容は割愛。
指導員の方は以前も書いたように具体的なことは言わない。
ただ、私の話を聴いて下さる。
この傾聴の仕方は非常に勉強になる。
この指導員の方と話をしていると自分が自分自身に話すようになるのだ。
「答えは自分の中にしかない」
自分が発する言葉、言葉のトーン、その時の表情、自分がどういう状態なのか、幽体離脱をしたように自分を客観視する瞬間が不思議とある。
最初は現在の事業戦略に対する「逃げ」のような案を指導員に伝えていた。
話に一貫性がないし、自信の無さが言葉を発すれば発するほど分かる。
そこから本来の戦略に再び戻って発言をする。
すると、自分が会社を創業した背景、目的などが明確。
力強い発言になっているのが自分でも分かる。
また、指導員の方が介護とは全く関係が無い業種の社長だから良い。
指導員の方が私の拙い説明から介護ビジネスを理解してくださろうとする。
そうすることで私もどこが伝わっており、どこが伝わらないのかが分かる。
1時間ほどの面談、あっという間に終わった。
終わった後、一言で表現すると「スッキリ」した。
もう一度、事業計画の言語化をしていこう。
その後は、クライアント様の社長2名とその幹部、そして私の4人で会食。
この4人でお酒を飲むのは3ヶ月ぶりくらいだと思う。
いつも通り、ビジネスの会話をしつつ、冗談を挟みつつ、楽しく時間が流れる。
1人の社長がふと私に言った。
「しみずさん、最近言葉が柔らかくなったね」
「そうですか?実はセミナーに通っていて…」
現在自分と向き合っていて、父や母と2人で食事に行ったエピソードなどを話す。
こういうお酒の場でも自分の仕事の話をすることはあっても、自分の家族や過去の話はほとんどしたことが無かった。
「しみずさん、初めて聞いたわ、もっと聞きたい」
仮面をかぶっていた自分だが仮面が少しずつ取れてきたのかもしれない。
仮面を取った自分を受け入れてくれる人、たくさんいるじゃん。
私が自分の話をした後、1人の社長が話し始めた。
「俺も昔は外向きな欲求、つまり患者さんを良くしたいとか地域を良くしたいという気持ちが強かったけど、最近は働いてくれる従業員が最初に浮かんでくるようになったんだよね、働いてくれる従業員の為に会社も拡大していった方がいいだろうな、大きくなるためには患者さんに満足してもらわないとダメだな、といった思考」
へーそうだったんだ。
この話、初めて聞いた。
周りに変化を期待するのではなく、自分が変化すること。
すると周りは自然と変わってくる。
「答えは自分の中にしかない」のだ。
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