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ロシア・ウクライナ最新情勢 |#4 (2022.10.1) |ロシア連邦新構成主体四地域編入協定調印式完了


9月30日、クレムリンで、ロシア大統領府は、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ザポリージャ州、ヘルソン州を新たな四つの連邦構成主体としてロシア連邦へ編入するための協定調印式を行い、ウラジミール・プーチンロシア連邦大統領と四連邦構成主体の首長が編入協定文書に署名した。

ドネツク人民共和国首長  デニス・プシリン
ルガンスク人民共和国首長 レオニード・パセチニク
へルソン州首長      ウラジーミル・サリド
ザポリージャ州首長    エフゲニー・バリツキー

署名された協定条約をロシア連邦議会が批准し、新たな連邦構成主体形成に関する憲法が採択され、すべての法的手続きが来週中に完了する。

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ドネツク人民共和国首長 デニス・プシリン ▼

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ルガンスク人民共和国首長 レオニード・パセチニク ▼

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へルソン州首長 ウラジーミル・サリド ▼

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ザポリージャ州首長 エフゲニー・バリツキー ▼

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調印式の演説で、プーチン大統領は四地域をロシア連邦に編入した理由と合法性について丁寧に述べ、欧米勢力の覇権主義を強く批判し、彼らの一極支配による世界政府創設計画に断固反対することを改めて宣言した。

9月30日、ホワイトハウスで演説したバイデンは、ロシア連邦の四地域編入を決して認めないと言明しウクライナに対して同地域奪還軍事行動の継続を示唆した。

既にロシア連邦は、四地域編入後の攻撃はロシア連邦に対する攻撃としてあらゆる手段を用いて反撃すると宣言している。

西側マスコミ報道では、「ウクライナ・ロシア戦争」の言葉が当たり前に使用されているが、プーチン大統領が繰り返し述べている通り、まだ何も始まっていない。

四地域編入後、万一、ウクライナが攻撃した時点で、今までの特別軍事作戦とは異次元のウクライナ・ロシア戦争が始まる。世界最強の最先端のロシアの兵器すべてが使用され、ロシア正規軍が攻撃を開始する。

もし、ロシアがその気になれば、ゼレンスキーウクライナ政権は数秒で地球上から蒸発するだろう。それは、利己的な覇権主義でウクライナをロシア侵略の道具として使っているイスラエル、イギリス、バイデンアメリカも同じであろう。

ロシアが本気になれば、防御する術のない核ミサイルが秒単位で三か国を地球上から蒸発させることも可能であろう。

もっとも、この馬鹿げたウクライナ紛争を続けているのはバイデンアメリカとEU議会とイスラエルだけであり、2020年以降実質的に米国を支配している平和勢力をはじめとする世界中の平和勢力は英米以の意向に反して行動するだろう。

ロシアにとって、ゼレンスキー政権は眼中にない。プーチンの第一攻撃目標は、おそらく元凶イスラエルだろう。今後の英米以の動きによっては、イスラエルがこの世から蒸発する可能性が高い。ハルマゲドンである。

エムケイコンサルティング 氷室玄司