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24時間働けますか? ~今こそワークライフバランスを考える~

このフレーズを聞いて懐かしいと思われる方もいらっしゃると思います。
リゲインのCMで流れていた内容。

今、このCMが流れてきたらTwitterなどで炎上するであろう、内容。
働き方改革で残業時間が抑制される今こそワークライフバランスを再考したいと思う。

24時間働く とは?

そもそも24時間働くとは何なのだろう。
睡眠しないことはさすがに生産性を落とすことがわかっているので、今は少なくとも18時間(睡眠6時間)働けますかだろう。

たとえば、主婦
朝起きたらお弁当を作り、子供を送ったら洗濯をして、掃除をして、昼食を作って、子供を習い事に連れて行って、夕食を作って、、、
これは24時間働いていると言っても過言ではない。

たとえば、経営者。
会社に行っていることはもちろんのこと。日経新聞を朝に読んでいる時も帰ってWBSを見ている時も自分のビジネスに活かせないか考えているのではないか?
これも24時間働いていると言っても過言ではない。

それでは、24時間働いているのはどんな種類があるか?
生活必需≒主婦
好きでやっている≒経営者
必ずしもそうではないだろうが概ねこんな感じではないか?

生活必需で24時間働いていたサラリーマン

このCMが流れていた時代はまさに需要が増え続けていた時代だ。この時は企業が成長し、自分が稼ぐためには時間を延ばし「量をこなす事」が非常に重要であった。
この時に薄利多売のビジネスモデルも多くなり、ますますこの構造は多くなっていた。

これからは好きで24時間働く時代

それでは、これからはどうだろうか?
特に日本市場では人口減少により、縮小が見込まれるだろう。
その中では「質」を高め、独自の価値を届けなければいけない。一方で様々な情報が行きかう時代になった。

だからこそあなたの体験が重要になる。

以下のプロセスエコノミーでは、作家が「作品」ではなく、「作品を生み出す過程」に着目し、それを製品価値としている例が出てくる。
「作品」はコモディティ化しているのだ。それをどう生み出すかはいろいろな人がいろいろな手法あるだろうが、「この作家の生み出し方」に価値を感じてもらえるのだ。

対法人でのあなたの付加価値

では、対法人ではどうだろうか?この場合も多くの場合は担当者を相手にするケースが多い。
違いはその後の意思決定のプロセスだけだ(個人はAIDMAなどで説明がつくが法人は稟議プロセスなどある)。

あなたの言葉で自社の商品を「顧客便益」に変えることこそが価値なのだ。
その為には、24時間かけてあなたの価値観を洗練する事が何より重要だ。
これはずっと自社商品を考えるという事ではない。
「妻にありがとうと言った」「息子の意味不明なダンスに付き合った」こんなことでいい。ただ、これの本質的な価値を考える事に意味がある。

妻にありがとうと言った⇒してくれた行為を評価し、無償の言葉⇒評価を正当に受ければ喜ばれる

息子の意味不明なダンスに付き合った⇒意外とこちらも楽しかった。そのあとは素直に歯磨きした⇒迎合するばかりではいけないが一旦相手の立場に立つことが重要と考える

いかがだろうか。こう整理したら案外、24時間働くのは苦ではないだろう?
そもそも会社にいても家庭にいても自分の時間である事には変わりないことを再認識しよう。

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