案件はガチャである。しかし、ガチャの確立を上げることはできる

「コンサルは案件ガチャだよね」という言葉は業界で働く人、この業界に興味がある人なら一度は聞いたことあるのではないでしょうか?

コンサルせんせーです。
ITコンサルファームで新人、中途コンサルタントを育成してます。
コンサルタントの教育現場で気づいたこと、学んだことを展開しています。

結論:案件はガチャである。しかし、本人の努力次第でガチャの確立を上げることはできる

残念ながらコンサルタントという職業柄、プロジェクトベースで動くため、自分で好きな案件を獲得するディレクタークラスでなければ、顧客や上司、プロジェクト内容等、ガチャ要素はあります。
しかし、「ガチャ」 = 「何をやっても意味がない」ではありません。

例えば自分がディレクターで、メンバー選定をしているとき、以下のAさん、Bさんがいた時にはどちらをチームに入れるでしょうか?

Aさん:デリバリースキルは普通。
Bさん:デリバリースキルは普通。しかし、今回の顧客と同業種でのPJ経験がある。

Bさんを選びませんか?
「でも、やっぱり今までの経験がないとだめなんだー」と思いましたか?

では、以下だとどうでしょう?

Cさん:デリバリースキルは普通。今回の顧客の業界での経験もない。
Dさん:デリバリースキルは普通。今回の顧客の業界での経験もない。しかし、今回の顧客の業界に対し興味があるようで、社内の勉強会や外部のセミナーに参加していると聞く。

Dさんを選びますよね?
ここから分かるポイントは2つです。
・業界経験等があれば、行きたい案件に選ばれる可能性は上がる
・業界経験等がなくても、勉強会参加など、自己研鑽をしているディレクターに伝わると、行きたい案件に選ばれる可能性は上がる
・これまでの経験や、自己研鑽等はアピールしてなんぼ(能ある鷹は爪を隠さず見せましょう!

案件ガチャとつぶやく前に、行動してみませんか?

<更に知りたい方へ>
ガチャの確立を上げるためには?という観点で、この記事はとてもよく書かれていました。
有料ですが、お金をかける価値はあるので、良ければ読んでみてください(宣伝しても私に何かいいことがあるわけではありませんが…)
https://note.com/heyjay2011/n/n67866f814a44


では、今日はここまでにしましょう。

おしまい

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