「角上魚類」視察レポート①_バックオフィスとの連携が繁盛の秘訣_vol.1
年々、魚の消費量が減少している中、
ここ角上魚類は毎年右肩上がり。
年商は400億円。
後ろにあるキッチンでは、
料理人さんが魚を捌きます。
①まず、お客さんの食べ方に合わせて
魚を捌いてくれます。
「この魚は三枚おろし」
「これは刺身用ね」
など、一つひとつ確認の言葉が飛び交います。
お客様の要望に合わせた、
”全面的個別対応”を実践されています。
②そして、売れ行きが悪いと判断した場合、
店の権限ですぐにお寿司、フライ、刺身
などに変わります。
「できたて!今だけ!あるだけ!」
「いらっしゃい!数量限定だよ!」
と呼びかけ、これもすぐに売切れになります。
上の2つはいずれも、
料理人が後ろにいるからこそできること。
最も繁盛している小平店の店長が言ってました。
「もっと魚があれば売れるのに。どんどん売っていきたいですね。」
このコロナの不況の中、信じられない言葉が自然に出てくるのです。
忙しい中、お客様一人ひとりに合わせた
個別具体的な対応。
また、売り場を見て素早く判断し、
売れていないものも売る臨機応変な現場力。
バックオフィス(後方支援)との連携が、
顧客ファーストと現場力強化に繋がります。
店を切り盛りする店長の気持ちは熱く、
それがお客様にも伝わります。
角上魚類がすごいのはビジネスモデルだけではない。
チームワークと現場力がスゴイ!
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