コロナが流行れば何屋が儲かる??
ご覧いただきありがとうございます。
今回は日本経済新聞で目にした記事をもとに、私にとって意外であったコロナで儲かる業種の話です。
すぐ想像できるよと思われる方もいるかもしれませんが、お許しください。
まずは風が吹けば桶屋が儲かるとは改めてどういう意味かご存知でしょうか
意外なところに影響が出ること、また、あてにならない期待をすること
例えの流れ:
風が吹くと土ぼこりがたって目に入り盲人が増える
⇒盲人は三味線で生計を立てようとするから、三味線の胴を張る猫の皮の需要が増える
⇒猫が減るとねずみが増え、ねずみが桶をかじるから桶屋がもうかって喜ぶ
ということです。これを正確に説明できる人は意外と少ない気がします。
では、コロナが流行ると何屋が儲かるのか。
マスクや除菌アルコールなどがかなりの数生産されていて、価格も高騰しているのはご存知と思いますし、コロナに対する直接的な必要資材なので当然のことといえます。
今回ご紹介したかったのは、製紙業が儲かるという話です。
そのロジックがぱっと思いつきますでしょうか。少し考えてみてください。
その要因は引きこもり増加によるネット通販の市場拡大です。
製紙大手各社は、ペーパーレス化による印刷紙などの需要減を受けながらもそれらの工場を段ボール原紙向けに転用し、再稼働させる動きを見せています。
ただ人口減少で内需は減少することが予測されていますので、輸出とバランスを取りながら生産している状況です。
では、段ボールが多く生産されるなら、原材料である木材や糊の原料であるトウモロコシを扱う企業が成長するのでしょうか。
そうするとその次は木材を手に入れるために機材を導入している企業やトウモロコシを栽培している農家、もしくは人工的に育てている技術を持つ企業かも。。。。と妄想はつきません。
このようなサイドエフェクトをどんどん想像できる能力を身に着けることがVUCAといわれる予測困難な社会経済環境で活躍していくために必要なスキルの一つなのではないかと思いました。
「VUCA」:Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)
これらを自身の業務に反映することができると、少しは仕事を面白く感じたり、成果を上げることができるのではないかと考えるとわくわくしますね。
引き続きこのような考えのシェアを継続していければと思いますので、良ければスキやフォローをよろしくお願いします<(_ _)>
非常に励みになります。
以下も併せて引き続きよろしくお願いいたします!
ご精読ありがとうございました。
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