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「アイデアの種を植える3分間」: 起業を考えるあなたへの第一歩

「ビジネスをスタートさせたいけれど、アイデアが浮かばない――その悩み、私もよく理解しています。

もしかしたら、起業家たちはアイデアがないことに対して、誰よりも焦りを感じているのかもしれません。でも、気軽に始められる時代になり、場所に縛られない自由なビジネスが可能になっています。『自由に働く人』が増えつつある今、多くの人が『起業したい!』という気持ちを抱える反面、ビジネスアイデアが追いつかない現実もあります。

そんなビジネスパーソンにオススメの起業術がありますよ。
さあ、アイデアから始めて、新しいビジネスの扉を開いてみませんか?」

この記事で学べること
・魅力的な起業アイデアを生み出すことができる
・顧客の心をグッと掴むビジネスを立ち上げられる
・継続的なビジネスにするためのモチベーションになる

やってはいけない?!
”起業→アイデア”がNGな理由(わけ)

「ビジネスをスタートしたくても、どうしてもアイデアが浮かばないって悩んでいる?

この悩みにぶつかったとき、私は驚きました。
なぜなら、それは考えるべきアプローチがまったく逆だからです。

最近では、気軽に個人でビジネスを始められるサービスが増え、場所に縛られないビジネスが可能になっています。まさに「自由に働く人」が増えつつあります。しかし、「起業したい!」の気持ちが先行して、肝心のビジネスアイデアが後手に回ることがよくあります。

アイデアが浮かばない悩みを抱える方々は、気づかないうちに願望からアクションに起こしがちです。でも実際はアイデア先行型の方を断然オススメします。

なぜなら・・・
☛ 課題解決のためのアイデアを見つけられる
☛ ビジネスアイデアからコンセプトを練ることができる
☛ 事業に対する「面白さ」を意識してクリエイトできる
☛ 自分が関わる理由づけができる

どう考えても、ビジネスアイデアを先に考える方が、起業するには理にかなっています。

アイデア先行起業のメリットとは?

「アイデア先行型起業」のメリットにはいくつかポイントがあります。まず第一に、ビジネスアイデアを先に考えることで、課題解決のための独自のアイデアを見つけることができます。これにより、市場でのニーズに合致し、競合他社との差別化が可能です。

また、ビジネスアイデアからコンセプトを練ることができる点も大きなメリットです。アイデアがしっかりしていれば、それを具体的な形にする段階での戦略や方針が明確になり、効果的な実行が期待できます。

さらに、事業に対する「面白さ」を意識してクリエイトできるのもアイデア先行型の利点です。楽しさや魅力がビジネスに組み込まれれば、それが商品やサービスにも伝わりやすくなり、顧客の心を引きつけることができます。

最後に、自分が関わる理由づけができる点も挙げられます。アイデアが先にあれば、なぜそのビジネスを始めようと思ったのか、その理由がクリアになります。これがビジョンとして事業に取り組む原動力となり、モチベーションを高めることに繋がります。

要するに、アイデア先行型起業はビジネスをスタートさせる上で戦略的・独自性においても、魅力を持った事業を築くための良い方法なのです。


私の夢、挑戦したい起業プロジェクト

私もよくビジネスアイデアを考えることがあります。ときには複数のビジネスを同時に思いつくことさえあります。そのなかでも1番やりたいと思ったビジネスアイデアを、2023年6月に個人ビジネスとしてカタチにする決断しました。

それは「伝統工芸アクセサリー販売の越境ECビジネス事業」です!

きっかけは、「カリフォルニアロール型の越境ECビジネス事業がやりたい!」というアイデアです。

カリフォルニアロールは、1960年ごろに海外で流行した寿司の一つです。海苔で巻かれておらず、アボカドやサーモンなどが入っている異端な寿司かもしれません。しかし、カリフォルニアロールの流行により、外国人が寿司に親しむきっかけとなり、現在では握り寿司を積極的に食べる外国人をよく見かけます。

日本伝統工芸のスタイルを少し変えて、親しみやすく世界に広めたいと考えています。けっして海外の方が高く買ってくれるから売りたいのではありません。中長期的な戦略として、カリフォルニアロール型で伝統工芸を広めることができたら、その先にはどんな世界が、どんな化学反応が、どんな可能性が待っているのか見てみたいと思ったからです。

もちろんアイデアがひらめいた後は、社会的な課題解決を意識し、ジャストアイデアだったビジネスアイデアの種を温めてコンセプトを練っていきました。その過程で自分がビジネスに関わる意義も感じるようになりました。

皆さんも、そのようなワクワク感が止まらなくなるようなビジネスアイデアを妄想することから始めてみませんか?

おまけ

TBWAHAKUHODO クリエイティブディレクター
細田高広氏が考えるコンセプトの概念
コンセプトという言葉ほどよく使われているわりに捉えどころがなく、また誤解されている言葉もないでしょう。コンセプトは企画書のお飾りではありません。しょうもない提案やアイデアを取り繕うためのビジネスポエムであってはいけません。コンセプトとは、モヤモヤとした構想の核心を掴み、多様なチームメンバーの目線をひとつにし、決裁者や投資家の首を縦に大きく振らせ、いくつもの握手と拍手を生み、最終的にはユーザーの心を揺さぶるために書かれるものです。



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