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【地域で輝く学生 vol.8】神戸海星女子学院大学 ~海星子育てひろばの取り組みについて~

【地域で輝く学生】第8弾は、神戸海星女子学院大学の取り組みを紹介します。

 神戸海星女子学院大学では、地域に密着した事業として「海星子育てひろば」という子育て支援を目的とした事業を行っています。この事業では、大学の和室等に1歳から3歳の乳幼児と保護者が集まり、子ども同士、保護者同士が交流を楽しみながら、保護者が子どもの発達を確認をすることや身近に育児の情報を得ることができます。それによって、保護者の育児への不安を取り除いたり、育児の実践力を高められるようにしています。また、保育者の職務として、地域社会での子育て支援の役割が明確化されてきている中で、学生が子育て支援の場に参加することにより、地域子育て支援の目的を理解し経験しながら学ぶ実践の場となっています。

事業の目的

  大学の子育てに関する専門的知識を役立てることができる海星子育てひろばの目的には、参加者と学生両方にもあります。
 
参加者の目的としては、親と子で触れ合う楽しさや保護者同士の交流を楽しむこと、また育児の悩みや子育てについてお互いに情報交換し、保護者が子どもの発達を確認し合うといった目的があります。
 一方で企画・準備を行う学生には、これから保育者になろうとする学生が、子育ての様子や楽しさを知り、積極的にかかわることができる機会とする目的があります。

海星子育てひろばの活動例


・親子ふれあい遊び、リズム遊び、体操
・絵本の読み聞かせ、紙芝居、エプロンシアター、パネルシアター、人形劇
・おもちゃ作り
・保護者同士の交流など

実際の活動の様子

季節に合わせた催し「縁日ごっこ」
季節に合わせた催し「クリスマス」
体育道具を用いた運動あそび

子ども・保護者・学生~全員が成長する場として~

 所属する施設がない1歳から3歳児までの地域の子育て中の親子にとっては、親子で楽しめる場であったり、親同士の交流の場となったりして、楽しく参加していただいています。最後のアンケートでは、「毎回季節ごとの楽しい催しを計画して頂き、親子ともにとても楽しめています。また、学生の成長も見られて応援したくなります。」などの声もあり、学生にとっても励みとなっています。
 今後は、コロナ禍で人数制限をしていたこともありましたが、方法を考えながら参加者や回数を増やしていきたいと思っています。

以上

寄稿・お問い合わせ先:
神戸海星女子学院大学 心理こども学科 078-801-2277