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月刊カオス2 「チョベリグ」が復活か

月刊カオスの独自取材で1990年代半ばに流行した「チョベリグ」という言葉が最近じわりと使われていることが分かった。

流行循環と呼ばれ一度は「古い」とみなされたものや言葉が後にそれを知らない世代の人々に「新しい」と再び注目される現象だ。

最近カオス編集部に中途採用で入ったベテラン記者がカメラマンに「その写真はチョベリグ!」と言ったものの誰も理解できなかったのがきっかけで取材を始めることになった。

「チョベリグ」とは「超 very good」の略語で最高という感じの意味である。

最初に全国の自治体にFAXで「チョベリグという言葉を使う人がどのくらいいますか」と質問した。

すると「懐かしいー!カオスさんチョベリグ!調べて集計が終わったらお知らせします!」と数字は書かれていないが返事がきた。

しかし一部から「自分たちで調べろ!チョベリバ!」と相手の気持ちは伝わってくるがまた知らない言葉が出てきた。

これをベテラン記者に聞くと「それは『超 very bad』の略語だね。まあ最悪ってことだよ」と教えられた。

またカオスも独自に渋谷、原宿周辺の若者たちに取材すると「動画共有サイトで有名な人がよく使ってるよ!チョベリグ!」とネットから広がっていることが分かった。

月刊カオスでは再びじわりと人気が出ている「チョベリグ」と「チョベリバ」など昔の流行語についてさらに取材を続ける。

※この記事は全てフィクションだよ。

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