好きな映画のシーン。
以前『フォードvsフェラーリ』という映画が好きで記事にしたことがある。
この作品はフランスで開催されるル・マン24時間レースでアメリカのフォードという自動車会社が王者であるイタリアのフェラーリに勝つために新型車を開発して挑むストーリー。
様々な人物が登場するけど、レーシングドライバーのケン・マイルズと友人のキャロル・シェルビーの二人が中心となって話は進む。
シェルビーも元レーシング・ドライバーで引退してからレーシングカーデザイナーをしていた。
フォードの社長にケンをレースに出すように説得(ちょっと方法は荒っぽかったけど)してくれたのもシェルビーのおかげ。
しかしケンは感情をストレートに出すので周囲の人たちとぶつかることが多く、時にはレースのメンバーから外されることもあった。
ただ自分の妻と息子にはとても優しくて、逆に妻からケンが怒られたり問い詰められると、慌てて謝って隠していたことを白状したり、そういう関係が良いなぁと感じた。
そして俺がこの映画でいくつかある好きなシーンの一つがこれ。
ケン(買い物袋を持っている男の人)とシェルビーの二人が外で大喧嘩をしていた。
するとケンの妻が家の中にいて気づく。
なんとなく「やめなさい!」と言いそうだけど、なんと折りたたみ椅子と雑誌を持ってきて何も言わずのんびり座りながら二人を眺めているのがいいなぁと思う。
この映画はおすすめだよ。
では、また。
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