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Jリーグは日本国内だけのものか?Jリーグのグローバル戦略

Jリーグクラブのグローバル戦略について、北海道コンサドーレ札幌、セレッソ大阪の事例を取り上げてきたが第3弾はJリーグの取り組みについて投稿したいと思います。

第1弾、第2弾はこちらからご覧ください。


グローバル戦略は当然Jリーグが牽引しています。

そこで本日はJリーグのグローバル戦略について取り上げたいと思います。

(*参考 https://aboutj.jleague.jp/corporate/wp-content/themes/j_corp/assets/pdf/global/report200819.pdf)


Jリーグは「アジアとともに成長する」をキーワードにアジアを牽引してきました。

アジアのサッカーを牽引しJリーグのプレゼンスを高めることで、Jリーグ、Jクラブが新たに事業機会を創出し更なる成長へと繋げることを目的に20212年からアジアでの事業を推進してきました。

その主な取り組みは以下の通りです。

①育成年代の選手・指導者交流

②各国リーグへのノウハウの共有

③ASEAN出身選手の加入促進

④海外に向けての発信

⑤世界でのJリーグ放送・露出拡大



特に目に見える効果が出ているのは下記2点です。

③ASEAN出身選手の加入促進

Jリーグでは2014年から提携国枠を導入しアジア各国から優秀な選手を獲得しています。今では多くのASEAN出身選手が活躍をしています。

提携国枠の導入が選手加入促進の一助となり、全外国籍登録選手数の中でタイがブラジル、韓国、スペインに次いで、4番目に多くなっています。

④海外に向けての発信

日本語だけでなく、英語、タイ語、中国語での情報発信をしており、その結果海外からのファン・フォロワーが増えてきました。

Facebookフォロワー数で、タイ語ページは日本語ページの2倍以上となっているくらいです。



このようにJリーグもクラブと同様に積極的にグローバル戦略を取っており、アジアのプレミアリーグ化を目指しています。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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