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勇者も不安障害になったらしい【完結、再編中】

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不安障害の克服記を、ファンタジー風に書いてみました。 会社や学校で生きづらさを感じている方や、メンタルを病み、すでに社会からはみ出てしまったと感じている方へ、1人でも救うことがで…
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2020年10月の記事一覧

第16章:やどやのあるじ の たーん

変えられないものを受け入れ、変えられるものを変える勇気を身につけること、僧侶はその言葉を…

勇者C
3年前
65

第15章:いにしえのゆうしゃ の たーん

”幸せとは他者への貢献感である”。僧侶は驚いた。なぜなら、勇者はこれまで他者がどう思おう…

勇者C
3年前
59

第18章 とうぞく の たーん

僧侶は強くなったが、回復ができておらず、心の体力はほぼゼロ、ファントムにつきまとわれて、…

勇者C
3年前
72

第17章:おばけ の たーん

見習い僧侶は再び城下町の酒場を訪れた。彼は約束の時間より少し早い時間に着き勇者を待った。…

勇者C
3年前
68

第14章:むらびとA の たーん

他者の気持ちなどわかるわけがない、だから他者の課題で悩むべきではないと勇者は言った。勇者…

勇者C
3年前
80

第13章:ぶどうか の たーん

僧侶は自分自身の身体を見つめた。そこには今まで見えていなかった承認欲求という名の重たい不…

勇者C
3年前
48

第12章:おどりこ の たーん

人の悩みは全て対人関係、承認欲求を捨てることが幸せへの道だと勇者は言った。 僧侶「今日は新しい考えばかりで、もう今更何も驚きはしません。今度は、"承認欲求を捨てる"、ですか。そういえば先程、他人にどう思われようと、気にする事ではないとおっしゃっていましたが、このことですね。」 勇者「その通りです。」 僧侶「たしかに、振り返ると自分を苦しめている大部分は、承認欲求が満たされない事が根幹にあると思います。そもそも承認欲求とは、なんのためにあるのでしょうか。」 勇者「社会を