Trio Horamiro Hall Concert Vol.One（2019/5/17）
『Trio Horamiro Hall Concert Vol.One』に伺いました。（2019/5/17＠ 伝承ホール）
Trio Horamiroはクラリネットの三浦こと美さん、ヴァイオリンの堀内響子さん、ピアノのロドリゲスありささんで結成され、ヴァイオリン、クラリネット、ピアノ のために書かれた楽曲にこだわり、クラシックの壁を超えたパフォーマンスを繰り広げています。これまでにルーマニア国際音楽コンクールアンサンブル部門第1位をはじめ、大阪国際音楽コンクール、セシリア国際音楽コンクール等で最上位受賞。2015年度ヤマハ音楽振興会｢音楽活動支援｣対象といった実績を持つ今年結成10周年のトリオです。
ハチャトゥリアン、ポール･シェーンフィールド、アレクサンドル･アルチュニアンの３人が作曲したクラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲とＣＭへの楽曲も手掛ける石川潤さん編曲のバーンスタインのウェストサイドストーリー組曲が演奏されました。
シェーンフィールドやアルチュニアンは近現代の作曲家で、初めて聴きましたが技巧的な側面と楽器本来の美しさを活かした旋律が交錯したとても印象に残る曲でした。こういったセンスの良い曲をプログラムに組み込むTro Horamiroの演奏はカッコよくそして知的！
堀内さんの繊細なヴァイオリン、三浦さんの高い技術と表現豊かなクラリネット、ロドリゲスさんの的確な伴奏と時に情熱的ピアノ演奏はヴァイオリン、クラリネット、ピアノというアンサンブルの無限の可能性を感じさせてくれました！
皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください！
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