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ワーママ生活、今年の夏がいちばんラクだった話

14年、ワーママ生活を続けています。
その中でも、今年がいちばんラクに過ごせています。
それはどうしてか。

夫婦ともに
「在宅勤務ができるようになった」から。

小学校、中学校の夏休みの時期に
家で仕事をしながら、家事や料理ができる
と、こんなにもラクだったのかと感動する毎日でしたね。

もっと早くから
在宅勤務ができる仕事にすればよかった。


実はわが家は、夏休み、冬休みを迎えるたびに
「長期休み問題」をかかえていました。

それは子どもたちの
「昼ごはん」「塾弁」の準備と
「ひとりで留守番問題」です。

ちなみに、わが家の娘たちは
どんな過ごし方をしていたかというと

■長女:小学1年の1学期で学童をやめ
    長期休み中、ずっと家で過ごす
■次女:小学1年生~3年生まで楽しく学童に通い
    長期休みはお弁当持参

真逆の過ごし方をしていました。

当時、自分は30代前半で仕事が忙しく
どうしても家にいることがむずかしい。
だから学童に行きたくない長女を説得し、
泣かせてまでも、なんとか学童に行かせようとしました。

でもダメでしたね。
原因は、同級生の女の子が1人も学童にいなかったことです。
遊び相手がいなかったということです。

長女が小学1年生だった9年前、
働いているママさんは、クラスに2~3人しかおらず
ママがお家にいる家庭が多かったのです。

なので、長女は小1にして
なんとなくマイノリティを感じていたんだと思います。
もっと長女の気持ちに寄り添ってあげるべきでした。


とはいえ、ひとりで家でお留守番させることは心配ですから
なんとか夏休みを乗り切る方法を夫婦で考えました。
その結果、行動したことは
「主人と私が交代しながら、午前・午後半休を取る」こと。

この期間、仕事はおもいっきりセーブ。
家族みんなで協力して、なんとか夏休みを乗り切りました。
忘れもしない、2011年の夏です。

職場のスタッフからは「休みが多いですね」と言われ
上司から「出勤が遅いですね」と注意を受ける。
でも現状を共感してくれるような、
同じ環境のスタッフは誰一人いない。

だから「すみません。子どもがはじめての夏休みで、
わかならいことだからけで」とやんわり受け答える。

当時、わたしたち夫婦にできることは、これでせいいっぱいでした。

子どもの成長とともに
「親が働きかたを変える」という考えが
欠けていたのでしょうね。(今思えば)


2020年の夏
長女は中学3年、次女は小学6年になりました。


そしてひとり、当時を思い出しながら
在宅勤務の合間に昼ごはん、塾弁当を作っています。
「ひとりで留守番しているほうがラク」
と言われますけれどねW

たまたまコロナの影響で
在宅勤務が可能になったけれども
これからは、自分のチカラで働きかたを変えてきたい
そう思いながら、夏休みは終わりを迎えようとしています。

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